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2010/01/08.Fri

今度は愛妻家

今度は愛妻家


トヨエツ×薬師丸ひろ子in東映 の図式は、「レークサイド・マーダーズ・ケース」を思わせる。
あの映画は、ストーリーとか演出は正直ひどかったけど(特にラストのCGとか、、、失笑っていうか)、私にとっては「日本の熟年俳優女優は、層が厚い。」ということを改めて実感させてくれた一本で。
当時、負け犬だなんだといわれ、なんだかバラエティ色が強い印象だった、杉田かおる。
彼女の繊細な演技テクニックには本当に驚かされたし、いつもどおりどこまで本気かわからないキモ味を全開で醸し出してる柄本明など、誰もがそれぞれのカラーと実力を感じさせ、非常に玄人好みな感じに楽しめた。
薬師丸ひろ子も例に洩れず、実にキャラクターの把握と表現方法がよくて、ああ、この人ってすっごく勘のいい人なんだなぁ、無駄にキャリア長いわけじゃないんだなぁ、と、しみじみ見直す機会を与えてくれた。
ちなみにこの作品のトヨエツは、何が悪いってわけじゃないけど、完全に配役で割を食った印象。



さて本題に戻るけど。
この「今度は愛妻家」は、本当に本当によかった。。。
ストーリーも共感できるし、いろんな濃ゆ~いキャラクターが、それぞれ勝手に動き回り、心地よい笑いを交えてテンポよく話は進んでゆく。
そして、ウヒヒおもしろいなぁ、さーて結末はどーなるのかな~と思っていると、後半にはとんでもないどんでん返しが待っている。
クライマックス、トヨエツの、心からのあの言葉は、もうそれはそれは私の心を打ち、とめどなく涙があふれた。
飾りも奢りも、格好つけも、計算も、なーんにもない、裸の本心。
浮気はし放題だし、まじめに仕事もしないし、勝手で子どもっぽくて、妻に感謝や優しい言葉などかけたことのない、夫としてはどうしようもない男だけれど、このシーンでは、なんとも魅力的だった。

他の役者もとてもいい。
薬師丸ひろ子は非常に等身大で、本当にこの人の話でもおかしくないんじゃないかと思えるくらいだし、石橋蓮司のふっきれたオカマっぷりも、濱田岳のどこまでもいい人なヨレヨレぶりも、水川あさみの若さゆえのむこうみずぶりも、どれもこれも一本の糸に手繰り寄せられるようにまとまって、大きなテーマをくっきりと浮き彫りにしている。
ほんのチョイ役の井川遙さえも、とてもうまく組み込まれていて、ミスキャストなしの完成度だ。
ま、強いていうなら、城田優はいなくてもよかったかも。。。

そしてさらに、脚本もとても出来がいい。
伏線がよくよく効いていて、後半になって話がよくみえてきてからは、前半の様々なシーンの一言ひとことや、人物の表情、一挙手一投足が意味を成して、深い情感に包まれる。
心底共感&感動してしまったせいで、Gioにもなんだか優しくなれる。
既婚者はもちろん、大切なパートナーがいる人には、ぜひとも鑑賞をおすすめしたい珠玉の一本だ。


こうしていられる、ごくなんてことのない日々は、決して永遠に保証されたものではない。
「南瓜とマヨネーズ」(大好き。人生の指南書のひとつ)の一節を久しぶりに思い出す。



わたしたちの、このありふれた平凡は

本当は とてもこわれやすくて

なくさないことは 奇跡。





南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)
(2004/03/08)
魚喃 キリコ

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旧装丁のほうが好きだったな。美しいライトブルーに、イエローの帯。



新年早々、絶対に今年のベスト10に入れたくなるような作品に出会え、幸先いい映画鑑賞ライフのスタートを切れた。
ホクホク!
>>続きを読む
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2009/12/26.Sat

It's Complicated

恋するベーカリー

メリル・ストリープの最新作。
だいーぶ前に観たんだけど、「絶対に口外しない、webにも書かない」という契約だったので、いままで封印してきた一本。
やっと告知がちらほら出だしたので、書くことができる。


すごく! おもしろかった!!!
アラカン目前の夫婦を中心とした恋愛模様(?)なんだけれど、そんな年になっても小娘時代と同じようなことで悩んだりドタバタしている皆がホントに愛おしく、等身大で、実に共感する部分も、そしてまた示唆に富んでいる部分も多く、じっくり楽しんで鑑賞できた。
結構長い作品だけれど、まったく退屈することはない。
コミカルで、しょーもない恋愛話でありながらも、同時に大人の事情も満載で、これぞまさしく「COMPLICATED!」といいたくなる気持ちがよーくわかる。すっごくよいタイトルだと思った。
女であり、妻であり、職業人であり、そして母であり。
ひとの立場や気持ちは、いつだってひとつじゃない。
それをくるくると表現し分けた(しかも全部とっても魅力的に!)、メリルの演技はすばらしい!


なのに、邦題は、絶対にやめてほしいと思っていたものが採用決定されてホントにショック。。。
はっきしいって「ベーカリー」はそこまで重要な存在ではないし、「恋する○○」シリーズにしたら、二十歳そこそこの女の子のキュートでラブリー、ポップな恋愛映画みたいに見えるだろうが! トレーラーのテイストもそういう風に作ってあるし、、、あーもーガックシ。。。

この作品は、そんな「女の子ちゃん」な、軽いもんじゃないのだ~!
大人の女性こそが、観なくてはいけないのに。
原題のほうが、断然この作品の本質をよーーくあらわしていると思うので、ぜひともだまされないでほしい。
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2009/12/24.Thu

ラブリーボーン

The Lovely Bones

今年最後の一本。
しみじみいい涙を流して、気持ちよく締めくくれる予定が、残念ながら、期待とは違った。。。
特にラスト。私には、到底理解できない。まったくカタルシスがない。
なにそれ?って感じ。
これのどこでどう泣いていいのか、さっぱり???
宗教的な影響なのかわからないけど、、、 とにかく作った人とは価値観が全然違うということだろうな。
死生観というか、なんというか、根本的な思想の乖離を感じた。
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2009/12/17.Thu

海角七号/ベリーグッドマン

海角七号 君想う、国境の南
ベリーグッドマン


アジア映画って、独特の雰囲気。ゆる~っとしてて、まったりで、なんだか時間の流れが違うみたいに感じるのはなぜだろう。
基本的に、本当の悪人というのがなかなか出てこないからかなぁ?
思わず眠ってしまいそうにゆる~としてるし、極端にトンデモナイ展開はしないので、みてるほうもなんか筋肉がほぐれる感じで、たまにみるとしみじみいい感じ。ほこっとする。
何本も立て続けに観ると飽きるけどね。

そしてアジアの田舎って、なんであんなにのどかなんだろう。
といっても、この映画の舞台は、山村とかの日常離れした田舎というより、中途半端な地方都市で、むしろ現実味のあるレベルの田舎。あー、地方って、こういう感じよねー。都会のように刺激的でもなく、ド田舎のように特別でもなく、なにもかもが中途半端で。確かにここに暮らすのは、とてつもなく平和で、退屈だろうな。
でも、そういう場所でも若者は日々生きているわけで。
身の丈にあった世界で、恋をして失恋して、夢を持って挫折して、ふてくされたりイキがったり。
その姿が、とっても若くて、青くて、生々しい。
このちっぽけなツマンナイ世界で、僕らはいつも精一杯だ。

過剰ではないからこその「リアル」が、とってもよく伝わってきて、観終わったあとは、さわやかな印象だけが残った。
どぶねずみみたいに美しくなりたい、ってことかな。

全編通じて流れる台湾ロック(T-POP?)も、ベタで泥臭くて、ああ、こりゃ好きな人がはまる気持ち、わかるなぁ。なんというか、、、安心感があるんだよね。小細工がなくて、ストレートなんだもん。おしゃれロックにはない、腹力みたいな感じ?




今日はGioは忘年会なので、適当にひとりで済ませようと思っていたところ、たまたま一緒にいった妹も今日は夕食の支度しないというので、急遽ふたりで食べて帰ることに。
駅の近くで適当に入ったんだけど、、、
ん~、これは、ないなぁ。

DVC00001_20091228110603.jpg
きのこのデミグラスハンバーグ(だったかな?)


つばめグリルの「ハンブルグ風ステーキ」をイメージして注文したんだけど、なんか違う。。。
肉の質?
なんというか、とっても「レトルト食品」な食感だった。。。がっくし。

あと、サラダバーが近年まれに見るイケてなさで、再びがっくし。
レタス、キューリ、コーンともやし、わかめ。こんだけなんだもの。。。
う~ん、しょぼい!
フルーツやデザートまでおいてるところもいっぱいあるのに、、、
せ、せめてトマトくらいあってもいいだろー!
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2009/12/04.Fri

パブリック・エネミーズ

パブリック・エネミーズ


ひさしぶりに観にいったのに、撃沈。。。
つまんない映画。
というか、マイケル・マン(監督)の「男の美学」を、徹底的に具現化したって感じやねー。
この世界観が好きな人は、そりゃもーシビレルであろう。
それ以外には、「退屈」で「ふるくさい」一本。
時間のないなか出向いたのに、残念だったー。
ジョニー・デップのせいで、パブはものすごいメジャー感出してるけど、作品自体の性質はとっことんマニア向け。
だまされないように。






全然関係ないけど、私は「パブリック・エネミー」といったら、やっぱり



「ルールを守れ」だなんていったって
そっちが変えていったルールだもん

そんなのインチキじゃーん!



ですぜい。(by近田春夫大センセイ)
20年以上前の作品とは思えないエッジィなライムにキャーキャー!
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2009/12/03.Thu

J.A.M.鑑賞/海南鶏飯

海南鶏飯
FISH BANK TOKYO


メトロ・ミニッツの懸賞で、創刊7周年anniversary partyの招待に当選。
詳細は不明だが、jazzのライブがあり、ハイボールとフィンガーフード、チョコレートがフリーサーブされるらしい。
何の気なしに応募したら当選したのはいいんだけど、私、とってもjazzは門外漢で。。。J.A.Mというのがはたしていかほどのもんなのか、全然わからない。ま、これも縁よねーということで、学生時代の友人(カナイ、サユリ、ヨーコ)を誘う。中でもjazz好きのカナイは、個人的に観にいったことがあるアーティストらしく、けっこう喜んでいたので、まずは人選成功して一安心。
がしかし、当日はとっても寒い上に朝から一日中冷たい雨。。。
雨、寒さに格段に弱い私。やる気メーターがそれぞれ30%ダウンする。
言いだしっぺなので、自分を叱咤激励してなんとかたどり着いたけど、もしこれで「遠い」「重い荷物」のどちらかが加わってたら、もう絶対行けなかったな。
好き好んで応募したはずなのに、いつしか義務になっている。。。どういうこと!?
たまにあるんだよねこういうこと。
好奇心に波がありすぎるのだろうか。


会社帰りだしテキトーな服装で行ったのだが(見た目より防寒重視ともいう)、これが大失敗。
ココ最近みたこともないような、おしゃれピーポーだらけ。にみえた。
やばい、これは完全なるアウェイ。
あちゃー、いちお「party」なんだもんねぇ。そっかー。しまつた。。。
私は他人の目をすっごく気にするタイプでプライドも高いので、装備が万全でないとみんなが見下しているような被害妄想にかられ、とても空間を楽しめない。

ただの考えすぎで、そこまで誰も彼もがおしゃれしてたわけではなかったんだろうけど、、、
(数人目に付く人がいたっていうだけで、大方は普通の服装だった、たぶん)
結婚してから親しい人しか会ってないし、夜遊びもほとんどしてないから、ああいうふうにあまり知らない人間がわさっといる感じ、お金と時間に余裕がある大人が集ってる感じー、の中に、何の準備もなく飛び込んだせいで、もっのすごく寄る辺のない不安でいっぱいになってもやもや。

次々飲ませてくれるハイボールはどれもおいしかったし、ショコラ・マリアージュも楽しかったけど。
自分の足元がぼやけて胸騒ぎに駈られ、こころに余裕をなくした夜だった。
停滞がいけないのかな。


J.A.Mは、めたくそおしゃれミュージックだったことだけは認識できたけど、それ以上の感慨は得られなかった。
私は、やっぱりガキンチョ向けのバンド音楽でワアワアするほうが好きなんだなぁ。
うう、いつまでたっても大人になれない。。。



DVC00035_20091210224703.jpg   DVC00036_20091210224703.jpg
ライブ前に同じビルで軽めし。
シンガポール料理って、なんかあんまりパンチがなくて、好みじゃないなぁ。
ああもー、なにからなにまで、いまひとつな夜。
せっかくきてくれた友よ、テンション上げきれずにごめんねぇ。


でも、いつもどおり女子トークは楽しかった。
それだけが唯一の救いかな。
「私、服装がみすぼらしくてめっちゃへこむ! てか最近高い服も靴も、アクセサリーもなにも買ってへん! なんか、自分自身が「ファスト人間」になった気がするわ。。。」とグネグネしたせいで、サユリには「違うステージにいてるってだけやん。大切なものがシフトしてんねんきっと」などと、すっかり慰められてしまった。
ありがとね。

カナイは先日紹介した男子と遊んでいるらしい!
ただし完全に友達モードになってしまって、一切トキメキはないらしい。
おいっ!

ヨーコも長らくさまよえる魂なので、誰か紹介してあげたいなぁ。
でも、希望条件が「朝起きて、夜寝る人」ってどない!?
世の中9割そうやって。。。^^;
(ヨーコはフリーランスなので、自分も含め身の回りには不規則生活な人ばかりで、上記のようなライフスタイルの人はほとんど出会えないんだそうな)
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2009/11/16.Mon

曲がれ! スプーン

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めっちゃめちゃおもしろかった~~~!
私の、大・大・大好きなタイプの作品!
ちょっとひねった会話の妙が中心で、複雑な人間関係も派手な事件もなにもない、とある日常の一コマ。といってもちゃんと起承転結はあるから飽きることはないし、カタルシスもある。
ほぼ一幕劇だし。さすが元ネタが小劇場の芝居なだけあるなぁ。
芸達者な役者を揃えて、最初から最後までコネタ三昧で、腹抱えて笑いっぱなしの2時間、そして最後にはちょっとほろっとくるいい話で、余韻を残して終わる。
これぞ正しく、私の一番好きなお芝居の黄金パターンだ。
ヨーロッパ企画、ちょくちょく耳にしつつも未見の劇団だったけれど、ぜひとも小劇場バージョンも観に行きたくなった。(へー、京都の劇団なんだ。。。えー、この私が知らないはずないのにぃ、、、と思ったら、自分が卒業、転居後に結成された劇団だった。わ、若いのね。。。^^;)

さらに、これこそが長沢まさみの正しい使い方だようんうん。
特別な技術を必要としない役どころなのに、この子ならでは、の存在感がバッチリはまってる。
うまいなぁ監督。っていうかプロデューサーも流石。
いやー「長沢まさみ主演」ってことで食わず嫌いせず、絶対観てほしい!
彼女は主演であって、全然主演じゃなから、安心して。
ポスターなどのビジュアルもすっごくかわいいし、んー大満足。
今年のベスト3に入れたい、最高に面白い一本!
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2009/11/07.Sat

ゼロの焦点

公式サイト


こういうことをいってはミもフタもないんだけど、、、
ま、設定が時代錯誤で、基本的には共感しかねる一本。

でも、三人のメイン女優の競演は、なかなか見応えがあった。
三者三様に美しく撮ってあるし、それぞれの見せ場もあるしね。
特に中谷美紀は、狂気めいた役どころがハマリすぎてて、時々ちょっとホラーにも観えるくらいだった。
もう、きれいなだけの女優じゃないと、いい加減認めてやったらどうだい、とわが身に問う。むぐぅそうねぇー。


それと、レトロなお洋服や髪型、メイクなんかもなにかと素敵だった。
しかし、あー、もう、「昭和」って、こういう描かれ方をするようになってきたのねぇーー。しみじみ。

順当にいけば、数十年、、、少なくとも私が生きてるうちには、もう一度年号は変わるだろう。
そうすっと、昭和生まれの私は、すでに二時代も前!?みたいな感じで、その世代では、すんご~~く昔の生まれみたいな扱いになるんだろうな。
「え、携帯なくて生きていけたんですか!?」「ネットなかったら、一体わかんないこととかどうしてたんですか?」とか。
はぁ。。。^^;
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2009/11/06.Fri

理想の彼氏

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すごくいい話!
理想の彼氏かどうかは知らんけど、理想の恋愛のひとつではあると思った。
なんかもー、じんわり心温まって、甘い。マシュマロココア的一本。もっと寒くなってから観てもよかったなー。

常になにかと欲張りがちな自分としては、なんかね、もーこう眉間にキューッと入ってしまった力を、ふわぁ~っと揉みほぐされたかのようで。
ああー焦りがち、がんばり過ぎちゃいがち、、、な人間(ってもちろん自分も含めだけど)にこそ、こういう感覚って、時々思い出させてあげないといけないんだなぁ、、、って感じ。
最近のラブストーリーには、ちょっと辟易気味であったけど、これは久しぶりにすっごく周りの女子にすすめたい作品だった。


主人公の男性はあまり好みの外見ではないし、私にとってすごく魅力のある男性ではなかったけど、でも、自分自身の準備ができて、改めて心の声を聞いて前に進む、という人生って、やっぱ素敵だよね。そうよね、本来こうでなくてはいかんのよ。

もーね、情報に踊らされすぎっていうか、マスコミにあおられすぎなんだって、私たちは。。。
日本は特にそう。
海外のほうが、まだちょっとはマシなんじゃないかって思うけど、それでもこういう映画が作られてるってことは、多かれ少なかれ、世界中の女性がそういう焦燥感を感じてるのが、現代のリアルなんだろうね、きっと。。。

来年干支を迎えちゃう歳になって、なにをいまさら、、、という気もするけど、「もっと、確固たる自分自身をもたなければ」なーんて思ってしまった次第。うむむ。
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2009/11/03.Tue

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

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キャッチコピー「ワーキング・エンターテインメント」ってどうなの。。。??
共感しかねる。

それと、もともと掲示板のカキコミなんだから、実話か創作かわからないはずなのに、いつの間にか「実話」ってことになってるのも、なんだかなー。
この掲示板が話題になってた頃は、私の周りでは「実話にしてはちょっとできすぎだよねぇ(特にラストというか、藤田さんのこととか)」という評価が共通認識だったのだぐわー。。。

でもまあそこそこ観られるよ。
マンガちっくな演出も、はまってておもしろかったし!



中村靖日は、「運命じゃない人」で初めて観たんだけど、あまりにフツーのサラリーマンすぎて、逆に印象に残った。(ちなみにこの映画地味だけどおもしろい。同じ内田けんじ監督の「アフタースクール」も、もっとおもしろい! 私は二度観た!)
最近CMでもちょくちょく見かけるし、いやー別にイケメンでもなんでもなくても、「アイコン的な外見」っていうのは、それはそれで需要あるんだなぁとしみじみする次第。もちろん演技も上手だしね。
こういうひとは、流行廃りなく、役者として長く生けていける。主役はなくても、サブキャラの出演依頼が引きも切らない。職業として考えたら、これぞまさに、手堅いプロフェッショナルの役者よねー。

中村靖日と、野間口徹が、私の中では双璧のプロフェッショナルな「市井の人」役者です。

なんだかやたらに引用だらけの日記になってしまった。
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2009/10/30.Fri

千年の祈り

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静かでゆったりとした時間が流れる。
派手な演出も劇的な展開も一切ないし、有名人や美男美女が出てくるわけでもないけれど、非常に良質の台本で仕立て上げられた、珠玉の一本だと思った。
胸に刺さる名セリフが多すぎる。
「幸せな人間は、食卓でそんな顔はしないし、もっとしゃべる」
ぐさっ。
なにこのシンプルなくせにものすごく核心を突いたひとこと。

英語が堪能ではない父が街で知り合った人々とかわす会話は、簡単な単語を並べただけなのに、なぜか一番いいたいことは伝わる。
I... no good father.
you son have daughter, very good ! have daughter, very good !!
稚拙な語学力を補って余りあるほどの、想いがそこにあるからかもしれない。


同じ舟に乗るには、百年祈らなくてはならない。
ともに暮らし、一緒に眠るためには、千年祈らなくてはならない。
それぐらい、人と人との縁というのは貴重なもので、かけがえのないONLY ONEなものなのだ。





しかし主人公は関根麻里に似ていたなぁ。
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2009/10/24.Sat

ホワイトアウト

WHITEOUT

ホースメンよりよっぽど怖かった一本。
残虐というよりも、追い詰められ系。
ドキドキ、ハラハラ、、フギャーッ!の繰り返しで、かなり疲れた。。。
ついでにめっちゃ痛い!なシーン(例えば、零下40度の氷の世界で、殺人鬼から逃げていて、凍てついた鉄のハンドルを素手でつかみ、瞬時に肉が凍り付いたのを、無理やりブチブチっと引き剥がしてオーマイガー!!!とかその後結局凍傷が進んでしまったから、鋏で指をばちんと切断、とか、、、)もいくつかあったので、そのあたりをアワアワしながら観続けたのも疲弊の原因か。
※白文字はグロいの平気な方だけどうぞ。。。


見せ場(であったはず)の吹雪の中での乱闘シーンは、ブリザードが吹き荒れて画面が真っ白、登場人物は全員全身モッコモコに着込んでいる上に、帽子にゴーグル着用なので、もはやどれが味方なのか敵なのか。。。?
いま、距離を詰めてるのは誰?
すごく危ないの?
それともこの人が追いつけば助けてもらえそうなの?
もー、どれが誰やら。。。?
っていうか、いまこの場所に都合何人いるの??
これじゃあ、緊迫感はあるけど、何がなんだかわからなくてつまんないよ~~
なんなのこの覆面芝居。

ついでに筋立てもとーっても破綻していて、結局何がどうだったのか、なんでそういうことになったのか、犯人が明かされても、この人が一体どうやってどのタイミングで殺したのかとか、つじつまが合わないことがたくさんあった。帰り道は、ずっとハテナ???って感じ。すっきりしない映画だなぁもー。ぐじぐじ、、、

舞台となっているアラスカの基地生活は、特別なことの連続なので、興味がわいておもしろかった。へーあんな閉ざされた世界で何ヶ月も生活してるんだぁ! へー、へー。

けど、、、これじゃ印象悪いよ~!
恐ろしすぎて、とてもいってみたくはなくなってしまうではないの。。。
結局見逃してしまったけど、「南極料理人」とかにすればよかった。
絶対こっちのほうが私の好奇心を満たしてくれて、好み。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2009/10/23.Fri

きみがぼくを見つけた日

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寒くなってきたし、ベタなラブストーリィでもみて、まったりするか~と思って出向いた。
思ったほどじゃなかったなー。
泣き所がいまひとつわからないのと、おっとりした恋愛話の合間合間に、突然ショッキングというか、シリアスな場面がちょくちょく挟み込まれてて、落ち着いてまたーとしてらんない。
どっかでみたような展開、ストーリーで、適当な気分でおやつ食べながら観流して、最後に感動、アーヨカッタ、みたいな感じと思っていたんだけど、予想以上に緊張感のある作品だった。
といっても、おもしろかったかどうかといわれると、、、微妙。
どっちつかずの中途半端ともいえる。

主人公は、自分の意識とは無関係にタイムスリップしてしまうんだけど、体だけで物は一切持っていけないから、タイムスリップ後は必ず一糸まとわぬ姿、なんだよね~! この設定にはウケた。
時空移動したら、なにはともあれ、とにかくまずは着るものの調達!
マッパで空き巣に入り、警備員もぶちのめして、とにもかくにもI need靴とパンツゥ~!
マヌケな姿でとっても滑稽なんだけど、本人はものすごいいらだってる。自分の思い通りにならないストレスでいっぱい。全然その特殊能力を楽しむとか、そんなんじゃない。
(ま、現実問題そりゃー困るよね、大人が突然全裸で街中に放り出されたら。まーず捕まるか、身体に危険が及ぶかの二択だよ。どのみちもってけないから、事前に準備できるのは「心」ぐらいだし。。。)
「タイムトラベルできる」という特異体質(?)を、「能力」ではなくて、一種の「持病」みたいな捉え方をして、本人が苦悩しているからこそ、全体的なトーンが、ラブラブというよりシリアスな感じになってたんだな。

しかし、原題Time Traveller's Wife(時間旅行者の妻)に比べ、ずいぶんポエムな邦題だわー。
(あっそうか、もしかしたら原作はラブストーリーというより、もっとSF小説だったのかも? だったら、内容がそこまでラブラブじゃないのも頷ける。)
最近の日本の映画界では、恋愛映画のタイトルには「君」だの「僕」だのを入れるのが大流行してるっぽいな。
もう、多すぎて区別がつかなくなってきた。
一人称、二人称でしか語られない世界。。。 それってとってもclosedじゃない? さむい。
恋愛の本質といわれればそれまでだけどね。
でも、すり鉢状でもフープ状でもいい、なんやかの形で、外界とかかわってこその二人ではないの~?
みる・きく・よむ | Comments(4) | Trackback(0)
2009/10/21.Wed

アンヴィル

ANVIL 夢を諦めきれない男たち

なんだかロックな映画が続くなぁ。まるで偶然で、特に意図はないのだけど。
紆余曲折あり、なぜかひとりで有明くんだりまで出向いて、ヘヴィメタバンドのドキュメンタリー&ライブを鑑賞することになってしまった。
私はパンクロックファンだから、メタルに対する理解心はあんまり持ち合わせてなくってよ!


とはいえ、なかなか胸に来るもののあるいい作品だった。
何ヶ月かまえに「レスラー」という老いぼれプロレスラーの映画を観たんだけど、それをほとんど地で行ってる。こちらはプロレスじゃなくてメタルバンドだけど。
社会的にはかなり弱(それは自業自得としかいいようがないが)、全然人生うまいこといってないけど、自分のやりたいことだけははっきりしてて、一喜一憂したり、必死でがんばったりできる。
失敗しても失敗しても、全然学習しないし、懲りてない。
なにをやろうとしても採算取れてないし、些細なことでもえっちらおっちら、半分転覆しながら進んでるてトラブルだらけ、とにかくスムーズにいかなさすぎ。
嗚呼もー、愛すべきアホな男どもって感じだ。
傍で見てる分には、希望のパワーをもらえる気がするけど、実際にこの人たちにかかわる家族とかの周囲の人は、そりゃあ大変だろうなあ。


この映画に出てくる皆は、なんだかんだいろいろ言いつつも、最後は許容している。それしかやりようがないのかもしれないけど、例えば奥さんとかだったら離婚するとかさ、そーゆー手段もあるわけでしょう。
というかそもそも結婚しないという選択だってできたはず。

思うに、こういう人生を続けられるひとというのは、どっか楽天的というか、自分の中で不幸を消化できる技術に長けているんじゃないっていう気がする。特有の、ふっきれた明るさみたいなのが、共通して感じられた。
考えてもどうにもならないことは、もう一定以上は考えない。(考えずにいられる、それも才能よ。)
いっそそう決めてしまえば、どんどん負のスパイラルに巻き込まれて、荒んでいくこともないのかもしれない。

「生き抜いてやる!」「勝ち残ってやる!」という目の奥でゴウゴウ炎が燃えているようなタイプより、そういう飄々としたタイプのほうが結局どうにかなってしまうこともある。
サバイブって、手段は一つじゃないんだなぁ、なんて少し思ってしまった。



ところでゆりかもめって、なんであんなに物悲しい気持ちになるんでせう。
「るー→うー」っていう、半音ずつ上がったり下がったりする独特のかよわい走行音のせいか、はたまた眼下に広がる荒涼とした東京砂漠な風景のせいか。。。

みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2009/10/20.Tue

パイレーツ・ロック

公式サイト

ハッピーでピースな一本。
ちょっと実話っぽいつくりだったんだけど、どうなのかな。

ただし価値基準が違うといってしまえばそれまでだけど、私はこの映画のような世界は正直「アリエナイ!」と思うし、かかわりたくもないねぇー。
フリーセックスとか、気軽にくっついたり別れたり、、、は、どーうしてもカッコイイと思えないんだよな。
例えば、本人なりに思い悩んだ末の選択なら、もろ手を挙げて賛同とまではいかなくとも、共感できる部分くらいはあるんだけど。
最初っから、そもそもそういう貞操観念が欠落している人間とは、一生わかり合える気がしないし、どんなに魅力的なひとでも、そういう価値観だって知った瞬間に、「エェエェェ~」と思って、見る目変わってしまう。

でも、映画としては、全体的に明るくて楽しいし、おしゃれないい作品ですわ。
途中でなぜか「タイタニック」状態になったのだけは、びっくりしたけど。。。
ハッいつの間にこういう話に!?って感じだった。別に寝ていたわけでもないんだけど。。。

なにはともあれ、ロックな人生に乾杯~!
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2009/10/17.Sat

ホースメン

公式サイト

全然面白くもなんともなかったから、誰にも勧めない。
退屈だし、暗いし、ドキドキもしなければカタルシスもないよー。
強いていうなら、キリスト教とか悪魔崇拝とかにものすごーーーーーく造詣が深ければ、それなりの発見はある、、、かも?

ものすごくショッキング映像そうなことが予告されていたため、直前になってGioが怖気づき、やっぱ行かないということになってムム~。
だったら最初から言おうよ! ぶうぶう!

ちなみに、そういうショッキングさについても大したことなかったっす。
あーあー。


DVC00004_20091026201827.jpg   DVC00005_20091026201827.jpg
お昼は一緒に、いつものすぱじろうにて。冷製スパは、そろそろ寒いね。
みる・きく・よむ | Comments(6) | Trackback(0)
2009/10/16.Fri

さまよう刃

公式サイト

うん、原作の方が断然おもしろい。
映画は、みどころが定まってなくて、輪郭がぼんやりしていた。
東野圭吾の作品は、どれもこれもプロットがしっかりしているが故に、映像化の定番作家だけれど、残念ながらどれもこれも原作のが好みだなー、私は。
結局、五感は想像力を超えられないってことかぁ。。。

それでも、映像には映像のよさがあるはずなんだけどな。
糸をつむぐようにエピソードが連なり、オチまでかっちり完成してるだけに、変な味付けや、軌道を外れる展開に、違和感を覚えてしまうのかな。
原作を読まないで観ると、たぶんそこそこ楽しめて、考えさせられる深みのある作品なんだと思う。

大好きな作家というわけではないから、家には一冊もないのだけど、とにかくこの人よく書くじゃん。
しょっちゅう書店では平積みになってるし、図書館とかでも蔵書が多いから、ついつい読んじゃうんだよね。
でも、今後はなるべく読まないようにしとこっかなー。。。
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2009/10/14.Wed

サイドウェイズ

SIDEWAYS~寄り道してこなかった大人たちへ~


おもしろい!
外国の話をどうこの日本人キャストに当てはめるのか、興味津々だったけど、違和感なくはまってる。
ホントにこーゆー人たち、いそうだなぁって、すごくリアリティがあった。
主要キャストが、全員芸達者なんだろうなー。
落ちこぼれる人が一人もいなくて、いいバランスで完成まで持っていけたのね。
ここに、足引っ張るやつがねじ込まれてると、なかなかこうはいかない。
一気に、眠くてうそ臭くてつまらない「ザ・駄作」な一本に成り果てたことだろう。
少人数の登場人物で、にぎやかな展開や、これといって大きな山場があるわけではないストーリーなので、変なキャスティングをしなくてホント大正解。
全体的に、舞台っぽい作品だから、舞台に強い俳優が似合うのは道理だよな。

ナパバレーの様子も、すごく楽しそうだった。
私はワインはまったくこだわりがなくて、全然知識も何もないんだけど、こんな気持ちのよさそうなとこならいってみたいなぁー。
もうちょっと正確にいうと、ああやって明るいテーブルで、風に吹かれながらまったりワインを飲んでだらだらしたいなぁー。




何年か前に付き合っていたケイジャンという男がワイン通(笑)で、なにかにつけいろいろウンチクを語るのが大好きだったことを思い出した。当時も全然興味がもてなくて、まさに右から左へ聞き流していたので、全然内容は思い出せないけど、、、
それで、ある時ナパに行ってきたといって、携帯ソムリエナイフ(?正式名称わからない。十徳ナイフ?)のキーホルダーをくれた。
そしていまでも、私のキーホルダーにはこのナイフがついている。
DVC00047.jpg

彼との恋愛は、トンデモナイ結末になったというか、、、はっきし言って、私の人生を狂わせた男その1といっても過言ではない話になったので、もう二度と近寄りたくもないのだけど。
(いまさら恨みとか嫌っているとかではないんだけど、恐れているというか。なんか自然の驚異というか、人知を超えた厄災というか。いや別に悪い奴ではないのだがーああ自己矛盾。。。 とにかく、私の相手ではなかった、たぶん。あらゆる意味でケタが違いすぎて、、、 そんなことも気づかず、気軽に関わった私がバカだったのだ。)


ケイジャンのことは、すっかり忘れていてどうでもいいんだけど、単にこのナイフが使い勝手がよくってさー。
小ぶりで、シンプルなのに、切れ味がよく、必要な機能がしっかり網羅されていて、アーこれがあってよかった!と、助けられたことが何度あっただろう。
いちおう刃物なので、一時期テロがものすごく注視されていた頃は、飛行機に持ち込めるか、搭乗時のゲートチェックの度にびくびくしていた。
(鍵なので、いつもスーツケースに入れるタイミングがなくて。。。)
でも、不思議と一度もひっかかったことはない。
これもまた、ケイジャンの神通力か呪いか。。。

私は、思い出の品とかにあんまり感傷を覚えないタイプ。
物は物、って感じで、過去の恋人がくれたものとかも、平気で使ってる。
Gioはロマンチストだから、多分理解できないだろうなー。(だから、言わない。)
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2009/10/14.Wed

カイジ

カイジ~人生逆転ゲーム


ハハハッ、良くも悪くも、原作どおり。
原作の世界観の好きな人、ギャンブルの熱くなる感じに共感できる人限定の娯楽だねこりゃ。

しかしよくもまあ、、、と思うくらい、長台詞の連続!!
しかもなんだか哲学的というか概念的というか、と~~ってもヤヤコシイ内容!
人生の勝者はどーちゃらこーちゃら、みたいな、ギャンブル哲学がアツク語られるんだけど。
うー眠い、、、 なにをいっているのか、要旨が全然わからない、、、!
こうやって、一筋縄ではいかない理屈がふとした心のスキに入り込み、変な宗教に勧誘されたり、わけのわからない壺とかを買わされてしまうのかしら、、、


遠藤役が天海祐希ってのは、意表をつくキャスティング。これは悪くないんじゃない~?
そんぐらい。
あと、香川照之の怪演ぶりには、拍手を送らねばなるまい。
名役者だし、バイプレイヤーでもあるけど、ああいうことのできる俳優というイメージはなかったな~。うむうむ。

知らなかったから、松山ケンイチが出てきたのには驚いた。
エッまたそんな役かい!?って。
銭ゲバ」といい、「カムイ外伝」といい、なんでこの子、まったくハマってないのに、わざとこーゆーダーク&ディープな役を好んで演ろうとするかねえ~?
クセのある役を好んでやって、アイドル的ではない演技派というイメージにしたいんだろうけど、完全に裏目ってるって。。。 だってたいして演技力ないもん。あっ言っちゃった。
私も、この人顔はけっこう好きなほうなんだけど、、、
この売り出し戦略には、どーしても馴染めないわぁ~
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2009/10/12.Mon

僕の初恋をキミに捧ぐ

公式サイト

あ~~~私はダメだった。。。
アホくさ! って感じの映画。。。
ハ~なーにを、酔ったようなこと言ってるんだか、、、 世の中そんなに甘くないわい! みたいな。

おこちゃまおよび、同等の素直な気持ちを持てるロマンチストの方、恋は盲目を肯定できる、恋愛至上主義な方にはおすすめざます。
私は、もう十二分にひねくれた大人なので、「好きな人がこの世の全て」みたいなテーマに基づいた話は、ハナクソほじりながら上の空で聞くぐらいしか熱意が持てないのよ。。。
ツッコミ所は山ほどあるが、ラストとか、もうアホくさすぎて、ヘナヘナ~となった。
あいつ絶対数ヶ月~のうちに新しい彼氏できっから!!
いや、若さってそーゆーもんだけどさ。そうでなかったら、人類絶滅するけど。
あーあー、だよまったく。あーあ。。。

中盤で、話の方向性が少し転換したところだけはよかった。
それまで闘病恋愛日記一辺倒だったのが、ちょっと主軸がずれて、臓器移植の話になって。
ずっとハーあほくさーと思いながら観てたけど、そこらへんで「エ、そういう話になるの!?」と思って、ちょっと目が覚めた。
むかーしからよくあるお涙頂戴な純愛ストーリーだが、このへんの展開には新鮮さがあったというか、「今」っぽさが感じられた。

といっても、結局それも恋愛ごとのネタの一環でしかなく、深く掘り下げられることはなくて、結局はまー期待はずれだったんだけど、、、
これがまあ、よかったといえば、よかった点。



ここ数年、見かけるたびにカワイイなぁ~と思って、すごく好きだった、岡田将生くんのイメージがぶっ壊れたのもショック!
「セックスしたい。セックスしよ、いま、ここで。」
って、オバチャンにはこんなシーン無理~!
ちなみに「ここ」は学校。。。

ううー耐えがたし。イヤッ 汚らわしいッ!
いまどきの高校生は、ホントにこれで胸キュンなの~!? 憧れなの~?
カゲキ過ぎないかね、ちょっとぉ~。。。
これ原作がマンガらしいんだけど、自分が中高生だった頃は、手をつないだとか、抱き寄せられたとか、せいぜい初kissがどーのこーのとか、その程度でもかなーりドキドキして読んでたもんだけどなぁ。。。
まあ時代の流れといえば、それだけのことでしょうがないのかもしれないけど。
でも、ああやって、ものすごーく些細なことで一喜一憂できる経験を得られないなんて、逆にかわいそうにも思える。いきなりそんなとこからはじめちゃったら、先の楽しみが少なくなーい?
まだまだ人生長いんだからさ~。。。


さらに、個人的な勝手な意向ではあるが、岡田君には、まだまだもっとスポーツとか友達とか、飼い犬のことばかり考えていてほしかった~!!

F1000013.jpg
↑私のイメージに一番近い姿
なんかホームステイ先から送ってきたような写真じゃない!?
「こちらは元気でやっています。ホスト家のアイドルJohnと!」とか手紙とか入ってたりして。。。
(全て妄想です)

「重力ピエロ」の時の春役は、「メチャ美形でモテモテだけど、女の子には一切興味がなくて無愛想」という設定だったから、イメージどおりで大満足だったのにぃぃ~


ごく個人的な理由で、とってもハートブレイクな帰り道でした。トボトボ。。。
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2009/10/11.Sun

風が強く吹いている

公式サイト

ストーリーもさることながら、出演者が魅力的な人が多くてすごくよかった!
私は、美しく動く人間にはポーとなるのだ。自分ができないから、余計ね。
つまり、顔より身体が好きなのだ。

若者が全力疾走する姿、それだけで、胸がぐっと熱くなる。
全身の骨と筋肉が、規律正しく系統立って連動している。
ああ、命の設計図って、なんでこんなに完成されてるんだろう!
精密機械のように、なにひとつ無駄がない。

しかもその上、そこそこイケメン揃いなんだぜぃ~!
もちろん全員ではないけど。
多分、顔よりも運動神経というか、美しく走れるかどうかを基準に選んだんだと思う。
根拠はないけど、絶対そうだ! そして個人的には、その戦略大正解。ドハマリ。
どの人も、すっごく走る姿がキレイなんだもん。見とれる。

ほらジャニーズとかの中にも、微妙な人いるでしょう。。。
トレーニングで最低レベルの底上げはできても、やっぱ素質ってあるんだなぁって、いつも思う。
softbankのCMみてたって、よくわかるじゃない。
一列横に並ばされて、同じ振り付けで動いたら、嫌でも差が出るよね。
「覚えた動きを間違えず再現する」のがプロとして最低ラインとして、そこにどう味付けをするか。
経験や知識からくるセンスも、表現する肉体的な才能も、両方必要。


話がそれた。
とにかくそんなわけで、美しく動く若者を堪能するのに最高の作品。
きっと好みの話だろうから、原作も読んでみたいけど、あの視覚的な悦楽は、やっぱ映画ならでは。私もう一回みたいもん。
今回は、走る姿の美しさにばっかり気をとられて、ほかのことをあんまり観てなかったかも。。。
かなり長い映画なんだよね。
疲れて若干中だるみするし、見所(=走るシーン)は随所随所に多数あるんだから、むしろ2本立てにしてくれてもよかったくらいだー。
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2009/10/05.Mon

私出すわ

私出すわ

独特の空気とテンポで進む、不思議なストーリーがキモ。
突然東京から帰郷した女が、キャピタルゲインで儲けた何千万(億?)を、高校の同級生に分配していく。彼女の中には、彼女にしかわからない「理由」があって、淡々と大金を差し出してしまうのだが、受け取るほうは、その「理由」が明確にされないもんだから、この突然降って湧いたような泡銭によって、良くも悪くも大きな人生、日常に影響を受ける、、、という話。
荒唐無稽だし、なにせお金の話なので、時に辛らつで時にゲスいのだが、それでいてなにかしみじみとした寂寥感が残るのは、なんでだろうな。小雪の持つ、生命感を一切匂わせない透明感のなせる技か?
ヨーロッパの単館系映画みたいな、まったりした味があった。

何年か前から、イエキャブ系のタレントについて、おっぱいだけで顔は10人並。だがしかしどうしてどうして、実は結構頭がよくて、割と器用に何でもこなす勘のいい子が多い、、、と思っていた。山田まりあ然り、サトエリ然り、MEGUMI然り。。。
社長は、外見で選んでいるようで、結局最後はシビアに内面で決めてるはず。

そしてこの映画を観て、小池栄子のことも認めざるを得ないなーといまさらながらに感じた。
なかなかに小賢しくて、器用。
私は男でも女でも、賢い人が好き。もちろん勉強の成績のことじゃないよ。
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2009/10/01.Thu

パンドラの匣

パンドラの匣(はこ)


レトロポップなブンガク小作品って感じ。
色合いや構図はリリカルでキレイだし、独特な空気はちょっとアートフィルムっぽくもある。
これといった盛り上がりがあるわけではないけど、なんとな~くわからんでもない、、、という感じのストーリー展開。原作読んどけばよかったな。。。

衣装のこまかいところが胸をくすぐるオシャレ映画だった。
モダンな和装の色柄あわせなんて、ぐっときちゃうーー!
それと、音楽がどこか物悲しい不思議なテイストで、すごくこの作品の世界観に寄与してた。
デカダンスモダンっつうの? 昭和レトロイズムっつうの?
椎名林檎というか、、、 むしろ戸川純とか、あがた森魚的な。。。
ずっと、ズンチャッチャのワルツのリズムと、美しくもはかなく哀しげな少女たちの歌声が、耳について離れない。
♪やわやわよ~

役者は、誰が優るとも劣るともない。この映画の中で、皆がごく自然に過不足なく生きている。
予告編には、作品のテイストがよく表れているので、それが好きかどうか。
好きと感じたなら、まず間違いなく本編もお気に入りになるだろうし、もし「ハテナ?」という感じなら、きっとめっちゃ退屈だと思う。
そういう意味では、良くも悪くもサプライズのない一本だった。
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2009/09/26.Sat

ファイティング・シェフ

ファイティング・シェフ ~美食オリンピックへの道

その名のとおり、戦う料理人のお話。
ポール・ボキューズの大会出場のため、研究と鍛錬を重ねる若きフレンチシェフ(inマドリッド)のドキュメンタリーだ。
食のオリンピックかー。
世の中には、それはそれはいろんな技能があるし、それを競う大会もこれまた星の数ほどあるよねえ。これぞまさに、みんな違って、みんないい、だな。

大会のシーンは、緊迫感もあったけど、未知の世界のオンパレードで、単純に興味深かった。
料理対決といえば、鉄人とかビストロうんちゃらとか、いかにもおいしそーな料理を作ったり食したりする、みたいな、どこか遊び心のある勝負というイメージだったけど、この大会は全然違う。
ともすれば、ちょっと滑稽にも思えるほど全員が真剣だし、ちゃんと音響とか特殊効果も駆使したいっぱしのイベントになってるんだもん。
重低音のきいたクラブミュージックに合わせて、ひとりずつ審査員が登場したり、ぱ~んとスパンコール砲を撃ったり。出演者も、命をかけて、真剣そのもの。
こ、こんな世界もあるんだなぁ、、、と、素直に感服した。

この大会にいかほどの価値があるのかは、門外漢である私には知りようもないが、ひとつのことに心血を注いで究め尽くすというのは、他人の想像も及ばないほど、尊く、美しいことだ。
ひとは弱い。だからぐずぐずするし、迷うし悩むし、弱音も吐けば文句も言う。
でも、、、
いつも愚痴だらけで能動的には動かず、なにか他のものに乗せられるようにして進むのと、とにかく泣きながらでも、自分で一歩でも前へ足を踏み出すと、どっちが、生命を美しく全うしているか。
私は、結果なんか伴ってなくても、後者のほうが好きだ。


ただし、90分の間、画面には、ずーーーっとものすごい豪勢絢爛な料理が映し出され続けているのに、まったく「おいしそう」でも「香りが漂ってくるよう」でもなかったことだけは、特筆しておかねばなるまい。。。 仮にも高級料理がテーマの映画だっつーのに、なんつー演出。なんつーカメラワーク&ライトワーク。
「きゃ~ 「フレンチの最高峰」なんて、どんなおいしそうな料理が出てくるのかしら~んっ」
そんなのんきな気持ちで観たら、キョーレツなパンチをおみまいされまっせ!(私のことだ)

どっちかというと、血と汗と涙って感じ。
そういう意味で、邦題は作品をよく表していてうまいと思う。
だって原題なんて「chicken, fish &the king crab(鶏、魚、そして蟹)」だぜ~! まードキュメンタリーっぽいといえばこの上なくドキュメンタリーっぽいし、まさに映画の内容そのものではあるけれど。。。

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2009/09/17.Thu

漂流教室~大人たちの放課後~

公式サイト


数年前から「とくお組」という劇団のことが気になっていた。
舞台は観たことないんだけど、主宰者の書いてるblogがおもしろくて。
文章のおもしろい人の書く芝居は、まあ往々にしておもしろい(土田英生しかり、故林広志しかり、伊藤えん魔しかり、、、キリがないからこの辺で)と思っている。
おもしろいというか、ま、相性があうんやろうね。

で、ずっと公演を観にいくチャンスというかきっかけを待っていたんだけど、今回割引チケットをもらったので、本公演ではないけれどももうこれは何かの縁だ縁、と思って出向いてみたというわけ。



そもそも「漂流教室」の原作を読んだのはもう30年近く昔のことで、ハッキリ言って詳細全く覚えていないのよ。巨大な虫が出てきたりして、気持ち悪かったことくらいか。。。
なので、原作に比べて、どのようにこの人独自の味付けがなされたのかがいまひとつ掴みきれず、実力の程が測れなかったのがちょっと残念。というかむしろ、あまりに忘れて過ぎていたせいで、観ながら「あーそうそう、そういやーそんな話だった、、、かな~?」とか、少し記憶を触られるような、へんな刺激を受けていた。

とはいえ、「とくお組」所属の篠崎友という俳優さんがなかなかよかったので、やっぱり一度本公演を観にいかないとなー、と決意を新たにした次第。(たぶん彼が一枚目。)
拙者ムニエルからもふたり客演が出ていたが、やはり安定感あったね。
演劇なんかほとんど観ないGioでも、「この人とこの人は上手だったねー」と見抜かれていた。

「秀才メガネ」役の子が、演技どうこうではなく、ビジュアル的にかなりツボだったので(私は迷いのないメガネ男子愛好家、この道ウン十年の筋金入り)、ヒッヒッヒといやらしい目つきで調べてみると、なんとこんなとこの所属。→Studio Life
いわゆるイケメンばっか集めて、なんでよりによって、何が哀しくて小劇なの~??
コンセプトが謎といえば謎だけど、、、でも、こうして心揺さぶられてるということは、ある意味ストライクなのか。。。
AKB48の男の子版? アー確かに腐女子狙いといえば腐女子狙いなんかも。
い、いやらしいッ!

フッ、松本慎也クン、か、、、
ファンになったことは認めるが、断じて次回公演など観にいかんぞーー!
(↑感情的な負け惜しみと、冷静な本音を織り交ぜてお届けしました)


あ、主演の庄司は、、、まあよーがんばった。うむー。
ヨカッタネこの役で。
小野真弓は、悪いことは言わん、もう実家に帰ったほうがいい。
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2009/09/15.Tue

引き出しの中のラブレター

公式サイト

特に。。。
つまんないけど、まーいい話つうか。ふーんな映画。
ストーリーはねぇ、ちょっと無理があるというか、不自然に思えてしまう。
そこまでせえへんやろ?みたいな。
それはひとえに監督のせいなんだけどさあ。。。
演出が上手なら、どんなに不自然な展開でも気にならない。これ本当。
演技が下手に見えるのも、ストーリーが不条理に感じるのも、監督の手腕ひとつよ。
※ もちろんそれを越えてトンデモないことになってしまう悲惨なケースもあるけどね。


しかしまさかあの人が全部持っていくとは、予想できなかった。
ええっそーなるの~~?って感じ。
オチにはやられたかも。おおっ、なかなかやね!
とはいえ、全体的には冗長で退屈な作品だったので、ダイジェスト版で観たい。(もちろんそんなのないけど。)



常盤貴子、久しぶりだったのに、思ったほどきれいじゃなくなっててガッカリ。
思い出を美化するように、自分の中で勝手にもっときれいな人だと思い込んでいたのかなぁ?

フットボールアワーののんちゃんは苦手。。。
別にブサイクはどうもないけど、芸風がねちっこくて、嫌なのかもー。決して役柄のセイではないと思う。
八千草薫はよかった。すごく美しい老人だよなー。
うちの母なんかも、ああいうふうに歳をとってほしい。
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2009/09/13.Sun

あの日、欲望の大地で

公式サイト


不倫、W不倫、許されざる恋、駆け落ち、デキ婚、おサセ、、、と、色恋沙汰のドロッとした部分ばかりを、これでもかーと各種詰め合わせにした話。

でも、なんでか、ぜ~んぜんドロドロじゃないんだこれが。
昼ドラ、韓流、恋空、、みたいなのとは、方向性がまったく違う。
必要以上に、状況が悲劇的にならないというか、、、
衝撃的なネタを扱っても、ドラマチックではないところが、さらっとみせてくれる理由かな。
突拍子もない人生だけど、それでいてリアリティがある。
男性なんかでも、あまり抵抗感なく観られるんじゃないかな。

だって、実際そうじゃんー。
血を吐きそうな苦しい恋をしてたって、ニコニコ笑ってランチしたりするの、普通。
いろいろあったって、24時間365日悩み苦しんで地べたを転げまわってるってわけじゃなくて、ふと「わっカワイー」って衝動買いしてみたり、おいしいものを食べて、ほにゃ~っと緩んだりすることもあるのが人生だもん。。。




現在と、ふたつの過去がランダムに交錯しながら話が進んでいく。
切り替わる際に、なんの説明もないので、いったいどれが誰なのか、いつの話なのか、結構混乱するかも。。。 特に、過去の話については、とても近い時期のことなので(20年前と、20年と半年前、みたいな)、人物の年齢や、時代背景ではちょっと判断できないんだよね。
私は、たまたま事前に人物相関図を見ていたので、よくわかってラッキーだった。
でも、知らないで観るのもまた一興かも。(たぶん途中から徐々にわかってくるから、そういう意味では別の楽しみ方になる)


どのシーンも、叙情感あふれる風景だらけで彩られている。
色あせたようにくすんだ、独特のカラートーンがぞくっと美しい。
大切な思い出の内包する、幸福感と、ほろ苦さと、せつなさと、、、すべてを象徴しているみたい。
(なんだか小室ソングのパチモンみたいになってしまったが、いいたいのはそういうことではない!)



登場人物の女性たちには、あまり共感はできないし、わーん止めときなよ~~!と感じるシーンもちょくちょくあるんだけど、、、
でも、同時に、嫌悪感や疎外感、違和感も全然感じない。
私も、彼女たちと、ものすごく近くにいるように思える。
「女」の本質を描いた映画なのかもしれない。
んん、秀作。


恋愛の形はいろいろだ。
正解なんてないなぁって思う。
実った恋も、実らなくて土に埋めた恋も、どれもみんな愛おしい。




あ、個人的なことだけど、メキシコ訛りのスペイン語も、セリフっぽくなくてすごくリアルというか、、、 血の通った感じで、さらにぐっときた。
それに比べて、先日の「正義のゆくえ」のハリソン君のカタコトぶりったら、ホンットにひどかったのだ~! いまさら思い出した。
どんなシリアスなシーンも、ハリソン君がスペイン語で話し始めると、何から何までぶち壊しにしていたよ。トホホ、、、
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2009/09/10.Thu

幸せはシャンソニア劇場から

公式サイト

成功を夢見る女と、恋愛、男同士の友情と、あと裏切り。
いかにも~なフランス映画要素を詰め込んである一本。
悪くないけど、別にこれじゃなくても、、、
好きな女優が出ているとか、シャンソンが大好きとか、そういう「あと一歩」の要素が自分の中にある方には、まあおすすめかな。


今日は「パリつながり」ということで、ゲストにカーリーが来ていたが、さすがにただ「パリ」ってだけじゃあ、あまりに苦しい。。。
単に自分の本の宣伝に来たという感じがミエミエで、さすがにちょっと無理があったっす。
本人も、「とにかくパリって素晴らしいんだから、本買ってよね~!」とか、もうドストレートな発言が多く、やけっぱち気味だった。。。
いいともだってもうちょっと上手にやってるぞぉー!
気の毒だから、リンク貼っておいてあげよう。

花の都パリを旅する 假屋崎省吾的、地球の歩き方 (地球の歩き方Books)花の都パリを旅する 假屋崎省吾的、地球の歩き方 (地球の歩き方Books)
(2009/06/20)
假屋崎 省吾

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帰宅したら、Gioがなんだかコーフン状態で、着替えもしないまま、次から次へとベラベラしゃべるしゃべるー! どうやら仕事の状況が盛り上がっている様子。
いくつかコメントしたところ、meriendaはアンテナが高い、そーゆーとこがいいんだと、突然褒められる。
嬉しいな。




Gioと結婚を決めた理由はシンプルだ。
「僕にとって、meriendaは、新しい扉を開けてくれる人だ」
と言われたから。
付き合い始めて、まだそれほど時間も経ってない頃の話。
それまでいろんな人と付き合ってきて、皆分不相応なほどにとても私をかわいがってくれたし、愛されて満ち足りていたと思うけれど、、、
Gioのこの言葉は、私がほしくてほしくて、でもずっとどう表現したらいいかうまくわからなくて、誰にもほしいという気持ちを伝えられなかったものそのものだったのだ。
ああ、私、そういうふうに、思ってくれる人がほしかったんだー。
そう思って、まだ彼がどんな人かもあんまりよく知らないうちから、もう迷わず「決めた」のだった。

その後、紆余曲折いろいろあって、彼のことを知れば知るほど「・・・」と感じたり、度重なる裏切りetc.で信頼関係が完全に崩壊したりもしたけど。
始まりの、このひとことがあったから、どーしても別れられなかった。もう、無理だって、諦めることができなかった。
他がどんなに不本意なことだらけでも、私の一番ほしかったものを無造作にポケットから出してくれたこの人のことを、手放したくなかったんだ。

別にこれ、Gio自身はドラマチックな告白のつもりでもなんでもなくて、話の流れでテキトーにした発言だから、あとから「こういうふうに言われたから、この人と結婚しようって思ったんだよ」と話しても、本人は全っ然記憶がないと言う。
「このひとことがなかったら、あの時もあの時も、怒り狂ってとっくの昔に別れてたよ!」って言っても、
「エエッそーなの~? うわー助かったー、おれ、すごい! お手柄!」とか他人事みたいな発言。なんだよそれ!

ま、シチュエーションも、確か輸入菓子かなにかを「コレおいしんだよー!」と食べさせて、「うまっ! すごいよね、meriendaちゃんって、いつも、新しいお菓子とかめっちゃ詳しいよねー。」みたいな、ものすっごくどーでもいい話の流れからの発言だったしね。。。覚えてなくて当然かも。
でも、私にとっては強烈なインプリンティングだったのよ。それはそれは効果絶大な。

今日は、久々に、あのときと同じようなことを言ってもらっちゃった。
嬉しかった気持ちを、くっきりと思い出した。ハナマル。
みる・きく・よむ | Comments(2) | Trackback(0)
2009/09/09.Wed

正義のゆくえ

正義のゆくえ I..C.E特別捜査官

んん??
何が言いたいのかわからない散漫な映画。。。

群像劇的に、いろいろな人のいろいろな状況が描かれていくが、掘り下げが浅くてイマイチどういう人物なのか、背景が見えづらい。よくわからないのに、やたら登場人物が多いので、混乱気味。。。
でも、まあ見ているうちにだんだんわかってきたけどね。
全然関係のない人同士が、縁あって数珠繋ぎになっていく様子は、それなりにおもしろかった。
が、特にそれが事件の謎解きとかには結びつかず、また最後にひとつのテーマに収束するというわけでもないので、なんだか話がとっちらかってしまったというか、ちょっと不完全燃焼な印象が残った。


とにかく、登場人物が多いのだ!
それだけ、アメリカは人種の坩堝ってことなのかな。。。

以下に各登場人物のざっとした紹介と結末を書く。完全にネタバレなので、見たい方だけどうぞ。
(白文字になっている部分は、ドラッグ or Ctrl+Aで読めます)


出稼ぎメキシコ人シングルマザー:
摘発を受け強制送還されるも、残された息子のために再度密入国チャレンジ
悪徳越境業者にだまされて、砂漠で犬死。


ソマリア人幼女:
親は強制送還されてしまったが、引き取り手がなく、目下施設暮らし。養父母募集中
担当していた弁護士の養女になる。


不法入国一家のイラク人少女:
「言論の自由よ!」と、自分の主張をしたためた作文(9.11テロを擁護するともとれる内容)を発表
学校からFBIに通報、危険因子扱いされ、収容所送り。その後、母とともに強制送還。父(不法滞在)と妹(アメリカ国籍)はアメリカに残留し、一家離散。


反抗期の韓国人少年:
いまだ英語もままならず、「こんな国、来たくて来たわけじゃねーし!」と、悪い友達とツルんでグレ中
強盗殺人事件に巻き込まれるが、捜査官の機転(温情、あるいは気まぐれ?)で、無事グリーンカード授与式典に出席。家族にも祝福され、幸せを噛み締める。


女優志望のオーストラリア人:
観光ビザで入国し、スターを夢見てオーディションの日々。
自動車事故をきっかけに、担当係官と愛人契約することになり、経歴詐称してカード入手。がしかし、別ルートで以前闇業者に依頼していた偽造カードが見つかり、調査が入ったことで経歴詐称も不正入手もバレ、結局強制送還されてしまう。


エロオヤジな移民審査官:
審査パスと引き換えに身体を要求するも、逢瀬を重ねるうちに本気になってしまい、「出会いからやりなおそう」と告白
もちろん「ホテルに入ったら、私はダッチワイフ。愛とかキモイこと言ってないで、約束どおりカードよこして」とこっぴどくフラれた上、摘発されたオーストラリア女がゲロったことにより、不正にカードを与えたことが発覚して、お縄に。


その妻:
人権派弁護士として活躍。残留孤児の養子受け入れを考えていたが、夫とは意見決裂。
夫は不倫&法を犯して逮捕。(言及されてないが、離婚?)以前から気に留めていたソマリアの幼女を養女に。(ダジャレではない)


ホントは信心のかけらもないユダヤ教師の青年:
仕事のため、意味もわからず丸覚えでユダヤの経典を歌ったり唱えたり。つきあっていたオーストラリア人には、「お互い不法滞在なのに、付き合ってたって明日がない。不毛よ。」とたいへん冷静に、理論的な理由で別れを告げられた。
元カノに「カードは手に入った! やりなおしましょう」とせまられるも、突然の展開が腑に落ちず入手理由を追求、なにを引き換えにしたかを知ってしまい、激しく傷つく。その後、詰め込み一夜漬け状態で習慣や経典など覚えて面接に臨み、ラッキーなことにカードゲット。明日からの人生がバラ色になりそうな予感!
関係ないけど、最後、一瞬フリスクのCMを思い出してしまうシーンがあったんだけど、この人ってそうだったっけ?



マックスの相棒とその家族(インド人?):
無事に帰化完了、それぞれ弁護士などのステイタス職を手に入れ、順風満帆。全員成功者だが、妹のみ異端児で、一家のはみ出し者。
かっとなった兄弟が、ずっとお荷物と思っていた妹をはずみでブチ殺してしまう。彼も事件隠匿を手助けしたのだが、ふとしたことからマックスに真実を暴かれてしまい、さあこれから一家の転落が始まる


彼女のバイト先のコピー屋の店員:
サイドビジネスのグリーンカード偽造で荒稼ぎし、プライベートはバイトの女の子と不倫で盛り上がり、それなりにうまいことやっている。
残念ながら常世の春は長続きせず、上記事件の巻き添えを食らって、あっけなく殺される羽目に。所持品から偽造カードが発見され、芋づる式に不法滞在者の摘発が始まる。




ここまで


結局、何が言いたかったのだろう。。。
なんか、結末が千差万別、色とりどり。
いろんな展開がありすぎて、一見、とてもひとつのテーマにまとまってるとは思えないんだがー。


私の考えはこうだ。
「アメリカよい国。でも、別にアナタがわざわざ来てくれなくても、一向に構わないです。」
結局これが、一貫したテーマに感じた。
一瞬、ぞわっとトリハダが立つような寒気を覚えた。

ハリソン・フォードは、どうも右翼っぽいというか、愛国主義者なにおいがぷんぷんする役を好んでいるように感じていたんだけど、今回ほどわかりやすかったのはないね。

大きくて、豊かな自由の国。いろんな人種が並列に暮らせる土地。
それ故の、社会問題が生じていることを、冷静に認識はしつつも、それと同時に、驚くほどのゴーマンさもデフォルトで兼ね備えている。
そんな、アメリカ人の常識的感覚を、そのままあらわしたようなテーマだなぁ、と思った。

そのゴーマンさは、別に感じ悪いとかいうレベルではなく、、、
それ以外の視点があることなんて、想像すらできないような、完璧な洗脳にかかってるような感じ。
だから、批判するつもりもないけれど、こうして直面するといつも、砂を噛むような、ざりっとした感触が残る。
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2009/09/04.Fri

私の中のあなた

公式サイト

ちょ、ちょっと、これは、、、
いやはや、どうしていいか困ってしまうくらい、号泣してしまった。
感情のシンクロ率が高く、すぐに簡単にほろっとくる方なので、映画を見に行くとよくメソメソはするんだけど、、、(特に、恋愛、親子、友人ネタ弱し。ただし「泣ける!」とついているような、これみよがしな不幸話は、かえって冷めちゃってダメ)
こんなふうに次から次へと涙がこぼれ落ち、顔をゆがめてしまうほど泣いてしまったのは、本当に久しぶり。
また、気持ちの切り替えも早い方なので、ジ~ンとして泣いていても、劇場の照明がつけば「さ、なに食べる?」と言ってしまうのが常なのに、今日はもう、あとから食事中に思い出してもまたボロボロ泣けて泣けて、、、
なんなのコレ!? と言いたくなるような、とにかく心情を根底から揺さぶられる映画だった。
もし私だったらどうする? を、こんなにも、たくさんの登場人物になって考えてしまったことは例がない。
ケイト(もう命の瀬戸際にいる、難病の姉)だったら、、、?
アナ(ずっと姉のドナーとして生きてきた妹)だったら、、、?
サラ(必死で娘の看病を続けてきた母)だったら、、、?
答えの出るクエスチョンではないけれど、考えずにはいられない重みのあるテーマだった。


めずらしく、隣でGioも鼻をすすっていて、後から「めちゃくちゃよかった、、、」と言うので、オドロキ。
彼は、以前書いたように、「泣ける映画」は基本的にあまり好きではないのだ。
私と同様、「わざと「泣かせよう、泣かせよう」という作為的なものがイヤだ」というのもあるし、それ以上に、「お金と時間を使って、わざわざ暗い気持ちになりたくない」という強い意向もあるんだよね。
だから、最初のうちは、「いたいけな子どもの闘病物語」っていう感じの話の進み方で、突然少女がどばっと鼻血を出して救急車で運ばれたりして(白血病なのだ)、すごーくシリアスな雰囲気だったので、「マズった、変な映画に誘ってしまった、、、後から機嫌悪くなりそ~。。。」と、心配していたんだけど、杞憂だったみたい。

いつもふざけてばかりのGioに、「家族って、いいね。」と、しんみり言われて、また涙が出てしまった。
私たちも、ちゃんといい家族を作れるといいな、としみじみ思った。


ただし、一個だけ、、、
Gioはなんとも思わなかった部分が、私は胸に突き刺さったぞ!
それはサラ(母)のこと。
娘の看病に必死になりすぎて、皆から「ちょっと、やりすぎなのでは」「ケイトは、本当にそれを望んでいるのか?」という扱いを受けるたび、本当に胸が痛んだ。

もう、本当にいろんな可能性が低くなってきて、治療や制限よりも、思う存分患者の好きなことをさせてやったほうが、、、と、娘の退院をアドバイスされたサラは、もちろん即座にダンコ拒否したが、旦那さんは、娘の「あの楽しかった海へ行きたい」という願いをかなえてやろうとして、車で連れ出すことにする。
自宅に立ち寄り、兄妹も誘って、「皆で、レッツゴービーチ!」というんだけど、サラは「なに考えてるの! ダメよ! 死んでしまう!」と、半狂乱で止めようとして夫に縋りつく。
そしたら彼は、サラを突き飛ばし、「一緒に来ないんだったら、離婚だ!」と言い捨てて、子どもたちだけを連れて、走り去ってしまう。
すべてを投げ打って、なりふりかまわず、娘のことだけを兎にも角にも最優先で生きてきたのに、どうも彼女の思いが報われていないようで、本当にせつなく、心臓がぎゅっと絞られるようだった。
この後、まったくセリフのない長い海のシーンが続くのだが、家族それぞれの気持ちが、じんじん伝わってきて、また涙があふれてあふれて、、、

もちろん周りの皆の、その冷静でスジの通った理屈もわかるけど、、、
でも、自分が同じ立場だったら、自ら率先して娘の治療を止めたりできる?
不可抗力以外で、娘を失っても、正気でいられると思う??
私には、たぶん、無理だ。
だって、母なんやぞ!
私が諦めたら、あと誰ががんばれるの?って思うもん。
後でどんだけ後悔したって、もう手遅れなんだ。

なんぼしんどくたって、歯を食いしばって、私が守る!っていう、サラの気持ちは、わかりすぎるくらいよくわかって、また同時に、こういうタイプの人間の周りは、こういうふうにちょっとドン引き気味になるということもよ~くわかって、二重でせつなかったよ。。。

そもそもの素質があるのだから、それをよく自覚して、カリカリしすぎない様に、常に気をつけなくてはいけない。
でも、たぶんきっと、このような状況になったら、私も絶対に彼女同様、ひとりぼっちでも、最後まで必死になってしまうんだろうな。。。
ひ~ん(涙)
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