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2010/04/12.Mon

プレシャス

Precious:based on the novel Push bySapphire


しんどい映画。
なんか、ものすごい壮絶な体験を乗り越えた感動作みたいな前フリだったので、期待しすぎちゃったのかな。
全体に散漫で、意図が不明瞭。
あんまり、、、 取り立てて感動するところもなかったような。
まあ確かに次から次へと、衝撃的ではあるが。



その後、原作を読み、アーまたもや作品の良さ、本質を伝えきれない一本だったんだぁ、、、と、改めてがっくし。私は、この話は、ろくに言葉も使えなかった(もちろん生活できる程度の会話力はあるんだけど、正しい言葉遣いや、文章を書くといういわゆる「国語力」がないって意味ね。)主人公が、「学ぶ喜び」を見つけて、少しずつ自分の言葉で書き綴って、自己表現できるようになっていくところが、一番のポイントだと思った。
はじめは、スラングまみれ、誤字脱字だらけ、もう何がいいたいのかわからないようなめっちゃくちゃな文章を、ほんの数行書くのが精一杯だったのが、彼女の成長に合わせて、少しずつ意味を成す文章に変わってくる。
内容も、日常生活についての不満と悪態から、私はこうなりたいっていう、夢語りや、ひととの関わりで嬉しいと感じたことなどに変化していく。
彼女の日記という手法で、この過程がそのまま表現されているのが、実にストレートに感動的だったのだ。

彼女の見つけた喜び、光、そこから生まれてくる、「私」についての認識を改めていく過程、未来と理想、向き合わなければいけない現実と、苦悩、葛藤。
そういうものひっくるめて、タイトルである「precious」(これは彼女のミドルネームでもある)に集約するというのに。

映画では、そこの描き込みが、ものすごおーーーく浅かった。浅すぎた。
この根幹がなければ、ホントに表面的な貧困や、不幸の連鎖みたいなことだけしか描けない。
ああ、なんてもったいない!



映画はおすすめできない。
でも、原作は、パワーをもらえる珠玉の一冊。
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