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2010/03/15.Mon

MONO「赤い薬」/一龍別館

MONO

今年もMONOの東京公演を観にいくことができた。
10代の頃から、(さすがに欠かさずとまではいえないけど)ずっと追いかけてきた劇団のひとつ。
足を運べるエリアで公演があれば、必ず顔を出してきた。
もう、固定客というかタニマチというか、、、

この劇団は、所属の役者が少なく(5名)、さらにほとんど結成当時から入れ替わりがないので、10年以上同じ人を観てきている。こうなってくると、なんかもう、こちらとしてはずーっと知ってる人のような気がしてしまう。
といっても誰とも一度も話したこともないんだけどね。。。ストーカーって、こういう気分なのか?(違うか)
役者の皆さんも、年々歳を取ってるし、観てる私も、とんがった美大生から、地味ーなオバハンになった^^;

今回の「赤い薬」は、再演作品とのことだが、初演は見逃していたため、私にとってはすっごーく新鮮だった!
そもそも、MONOの戯曲は、とことん会話劇。
独特の言葉の言い回しや、話し方による絶妙な食い違い、会話の間の取り方なんかがキモで、ここらへんが私のおもろいのツボと合致する。どーにも可笑しくて、いつまでもクスクス笑えてしまったり、すぐに口真似したくなったりするのだ。
なのに、この作品は、セリフもさることながら、身体や動きで笑いをとる要素がふんだんにあり、いつもとは趣が全然違った。なんかドタバタとにぎやかく、なんだか若さバクハツ!って感じ?
いつも、絶妙の間でやりとりしあって、静かな演技で笑いを生み出す皆が、あんなにガチャガチャと動いたり、大きな声を出したりできるんだー! 正直、初めて観たから、すごくびっくりしたー!
ものすごく長い付き合い(?)ではあるのだけれど、あくまで舞台の上のことしか知らないから、あんなふうにアグレッシブに動くところを目の当たりにして、すっごく衝撃的だった。


そうそう、叙情的で、美しい舞台もMONOの特長のひとつ。
「ずっとクスクスおもしろくて、最後に、ちょっとホロッと切ない」というのがMONOの基本的な持ち味なんだけど、特にその「ホロッ」に多大な影響を与えるのが舞台セットなのだ。

DVC00013_20100319194749.jpg
これは上演前。
基本的に一幕劇で、舞台が変わったりはしないんだけど、芝居の進行に合わせてライティングが絶妙に変わり、あっという間に空間を支配する。
特に、ガラスなど透けるものの使い方が本当に上手で、どの舞台でも効果的に用いられている。
例えば正面の灯を落として、向こう側からきれいな光が差し込んだりすると、その瞬間、舞台は同じなのに、雰囲気ががらっと変わって、時間の経過や場所の転換を感じさせられてしまう。
そして、時に息を呑むほど美しく、ドラマチックな情景を浮かび上がらせるのだ。



予想とは違ったが、これはこれで満足して、劇場を後に。
帰りにふと思い出し、「赤坂といえば、ここだよね~」ということで、何年かぶりの一龍へ。
韓国料理ソルロンタンの専門店。(少しは他の料理もあるけど)

DVC00014_20100319194748.jpg   DVC00015_20100319194747.jpg
黙っててもいきなりずらっと並ぶサービス品が本場ちっく。もちろんおかわり自由!
ソルロンタンは、とにかくやさしーい味。っていうか、ほとんど味がないといっても過言ではない。
唐辛子&にんにくっていう、一般的な韓国料理の持つパンチの効いた味のイメージとは、全然ちがう。

ここは、夜遊びの果てにたどり着く場所。
深夜、、、それも、二軒目どころじゃなく、三軒目四軒目という、もはや夜明けも近い?というような、ふかーいふかーい時間に食べるのにちょうどいいような料理なのだ。
初めてここに連れてきてくれたのは、当時、付き合っていたキーフ。
ここから歩いていけるところに家(しかもビル!)があるのに、代々木で風呂なし共同トイレのアパートに暮らしているという、大変ユニーク、(というか、今思えばなんだかよくわからない人??)だった。
彼の周りでは、なんだかすっごくクラブ遊びが流行っていて、週末になると夜な夜な連れ出された。
私は、それまで夜遊びといえば基本的に宅呑み、ひたすら呑んでしゃべって、最後はベロンベロン、ということばかりで、外で、おしゃれしてガンガン音楽を聴いたり踊ったりして過ごすという遊び方は、彼が教えてくれたのだ。
ものすごい積極的に楽しんでたってわけでもないけど、、、
それでも、その頃は私もまだまだ体力あって、どんどんヒートアップする彼たちのテンションにもそれなりに付き合って、オールで遊ぶことができた。
といっても、本心からハマッた!ということもなかったので、キーフと別れると同時に、すぐに行かなくなったけどね。なんか、基本的な人種が違ったんだ、たぶん。

キーフが別れを切り出した時「merienda、おれと同じくらい夜遊び好きじゃないじゃん。だから、一緒にいてもつまんないよ。」って言ってて、当時は「ハァ??? 夜遊びって、、、そんな重要なこと?」と思って、言ってることが全然理解できなかったんだけど、今となっては、ハーなるほどねって感じだ。
Gioとは、気ぃ合わねー!!!!って思うことも多々あるけれど、多分こういうことが心底好きじゃないという点では、すっごく価値観が似ていて、同じ人種って気がするなあ。



懐かしい味に、いろんなことを思った。
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