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2009/09/09.Wed

正義のゆくえ

正義のゆくえ I..C.E特別捜査官

んん??
何が言いたいのかわからない散漫な映画。。。

群像劇的に、いろいろな人のいろいろな状況が描かれていくが、掘り下げが浅くてイマイチどういう人物なのか、背景が見えづらい。よくわからないのに、やたら登場人物が多いので、混乱気味。。。
でも、まあ見ているうちにだんだんわかってきたけどね。
全然関係のない人同士が、縁あって数珠繋ぎになっていく様子は、それなりにおもしろかった。
が、特にそれが事件の謎解きとかには結びつかず、また最後にひとつのテーマに収束するというわけでもないので、なんだか話がとっちらかってしまったというか、ちょっと不完全燃焼な印象が残った。


とにかく、登場人物が多いのだ!
それだけ、アメリカは人種の坩堝ってことなのかな。。。

以下に各登場人物のざっとした紹介と結末を書く。完全にネタバレなので、見たい方だけどうぞ。
(白文字になっている部分は、ドラッグ or Ctrl+Aで読めます)


出稼ぎメキシコ人シングルマザー:
摘発を受け強制送還されるも、残された息子のために再度密入国チャレンジ
悪徳越境業者にだまされて、砂漠で犬死。


ソマリア人幼女:
親は強制送還されてしまったが、引き取り手がなく、目下施設暮らし。養父母募集中
担当していた弁護士の養女になる。


不法入国一家のイラク人少女:
「言論の自由よ!」と、自分の主張をしたためた作文(9.11テロを擁護するともとれる内容)を発表
学校からFBIに通報、危険因子扱いされ、収容所送り。その後、母とともに強制送還。父(不法滞在)と妹(アメリカ国籍)はアメリカに残留し、一家離散。


反抗期の韓国人少年:
いまだ英語もままならず、「こんな国、来たくて来たわけじゃねーし!」と、悪い友達とツルんでグレ中
強盗殺人事件に巻き込まれるが、捜査官の機転(温情、あるいは気まぐれ?)で、無事グリーンカード授与式典に出席。家族にも祝福され、幸せを噛み締める。


女優志望のオーストラリア人:
観光ビザで入国し、スターを夢見てオーディションの日々。
自動車事故をきっかけに、担当係官と愛人契約することになり、経歴詐称してカード入手。がしかし、別ルートで以前闇業者に依頼していた偽造カードが見つかり、調査が入ったことで経歴詐称も不正入手もバレ、結局強制送還されてしまう。


エロオヤジな移民審査官:
審査パスと引き換えに身体を要求するも、逢瀬を重ねるうちに本気になってしまい、「出会いからやりなおそう」と告白
もちろん「ホテルに入ったら、私はダッチワイフ。愛とかキモイこと言ってないで、約束どおりカードよこして」とこっぴどくフラれた上、摘発されたオーストラリア女がゲロったことにより、不正にカードを与えたことが発覚して、お縄に。


その妻:
人権派弁護士として活躍。残留孤児の養子受け入れを考えていたが、夫とは意見決裂。
夫は不倫&法を犯して逮捕。(言及されてないが、離婚?)以前から気に留めていたソマリアの幼女を養女に。(ダジャレではない)


ホントは信心のかけらもないユダヤ教師の青年:
仕事のため、意味もわからず丸覚えでユダヤの経典を歌ったり唱えたり。つきあっていたオーストラリア人には、「お互い不法滞在なのに、付き合ってたって明日がない。不毛よ。」とたいへん冷静に、理論的な理由で別れを告げられた。
元カノに「カードは手に入った! やりなおしましょう」とせまられるも、突然の展開が腑に落ちず入手理由を追求、なにを引き換えにしたかを知ってしまい、激しく傷つく。その後、詰め込み一夜漬け状態で習慣や経典など覚えて面接に臨み、ラッキーなことにカードゲット。明日からの人生がバラ色になりそうな予感!
関係ないけど、最後、一瞬フリスクのCMを思い出してしまうシーンがあったんだけど、この人ってそうだったっけ?



マックスの相棒とその家族(インド人?):
無事に帰化完了、それぞれ弁護士などのステイタス職を手に入れ、順風満帆。全員成功者だが、妹のみ異端児で、一家のはみ出し者。
かっとなった兄弟が、ずっとお荷物と思っていた妹をはずみでブチ殺してしまう。彼も事件隠匿を手助けしたのだが、ふとしたことからマックスに真実を暴かれてしまい、さあこれから一家の転落が始まる


彼女のバイト先のコピー屋の店員:
サイドビジネスのグリーンカード偽造で荒稼ぎし、プライベートはバイトの女の子と不倫で盛り上がり、それなりにうまいことやっている。
残念ながら常世の春は長続きせず、上記事件の巻き添えを食らって、あっけなく殺される羽目に。所持品から偽造カードが発見され、芋づる式に不法滞在者の摘発が始まる。




ここまで


結局、何が言いたかったのだろう。。。
なんか、結末が千差万別、色とりどり。
いろんな展開がありすぎて、一見、とてもひとつのテーマにまとまってるとは思えないんだがー。


私の考えはこうだ。
「アメリカよい国。でも、別にアナタがわざわざ来てくれなくても、一向に構わないです。」
結局これが、一貫したテーマに感じた。
一瞬、ぞわっとトリハダが立つような寒気を覚えた。

ハリソン・フォードは、どうも右翼っぽいというか、愛国主義者なにおいがぷんぷんする役を好んでいるように感じていたんだけど、今回ほどわかりやすかったのはないね。

大きくて、豊かな自由の国。いろんな人種が並列に暮らせる土地。
それ故の、社会問題が生じていることを、冷静に認識はしつつも、それと同時に、驚くほどのゴーマンさもデフォルトで兼ね備えている。
そんな、アメリカ人の常識的感覚を、そのままあらわしたようなテーマだなぁ、と思った。

そのゴーマンさは、別に感じ悪いとかいうレベルではなく、、、
それ以外の視点があることなんて、想像すらできないような、完璧な洗脳にかかってるような感じ。
だから、批判するつもりもないけれど、こうして直面するといつも、砂を噛むような、ざりっとした感触が残る。
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Comment
白文字技、、、!
meriendaさん、こんにちは~。
白文字で隠す技に、ちょっと感動してしまった。
(ごめん、そこにコメントじゃないよね)

ハリウッド映画、低迷しているから、
ちょっと混沌とした話を数珠繋ぎにする
スペイン人監督風の作品にしてみたかったのかな?(違うか)

それ以外の視点があることなんて、
想像すらできないような、完璧な洗脳にかかってる
ような感じ。
って、すごく意味がよくわかる。

少し前、meriendaさんのブログ見ていたら
スパニッシュオムレツが食べたくなったので
朝食に、冷蔵庫のありもので作ったら失敗して、
スクランブルになった(笑)。
Re: 白文字技、、、!
アハハ、白文字はね~、映画のネタバレする時には鉄則なのよ!(どこの世界で!?)

なんか、つい最近も「ここがヘンだよ日本人!」みたいな番組をやっていて、アメリカ代表は「アメリカ人は自分たちの国が一番だと思っている」とハッキリ発言してた。
それは、悪びれてるわけでもないし、批判めいているわけでもなく。同時にそういうことをいうと、周りからはどうみられるかということまで知り尽くした上での発言で、態度もすっごくナチュラルだったのよね。。。
アメリカ人特有の思想というか。ふー。

トルティージャフランセサはねー、むこうでは、ひっくり返すときに、ぺちゃっと平らなナベブタを使うの。
日本の台所だったら、お皿よりまな板を使うと、上手にできると思います^^
片面が固まったら、ずるずるっとまな板にスライドさせて移動、そのあとフライパンを上からかぶせて、まな板ごとエイヤッっとひっくり返すんです。あとは、焦げないよう、弱火でじっくりね。

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