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2010/05/06.Thu

ローラーガールズダイアリー

Whip It


毎度のことだけど、邦題どうなの。
なんとかダイアリーとか、新鮮さの一片のかけらも感じられない名づけ、ホントもうやめてほしい。


とはいえ、内容はなかなかお気に召すものだった。
あー、いかにもドリューが創りたそうな作品だな~~って。
(いや知り合いでもなんでもないんだけども。勝手なイメージでね。)
好きな外見の女優が揃ってたせいもあるかも。
なんつうの、どっか抜けのある感じの、危うさのある系列の顔。

ただ、もう一歩エピソードに踏み込んでほしい部分は多かったな。
どうも全体的に、ペラいんよね。
惜しい!
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みる・きく・よむ | Comments(5) | Trackback(1)
2010/05/04.Tue

パリより愛をこめて

From Paris with Love


スマートなドタバタ劇。
アクション映画って、こういうことよね。
ぱっと始まって、なにも考えずに観れて、映画が終わったら、さくっと現実に戻れる。
数十分の、虚構の世界旅。
私は特別なアクション好きではないため、おもしろかったけど、語るべき内容は特にありまへんわ~。

ま、いずれにしても、全然愛はこもってないことは間違いない。
舞台がパリなだけやん!
みる・きく・よむ | Comments(2) | Trackback(1)
2010/04/28.Wed

ナイン 9番目の奇妙な人形




ティム・バートン好きとしては、おさえておきたいと足を運んだが、う~~~ん、今ヒトツ、いやふたつ、うんみっつ。。。くらいか。
デザインや世界観などのディテールはいかにもで興味深いんだけど、肝心のお話が、、、ねぇ。
あと、ラストがちゃんと落ちてない。
モヤモヤが残るな~。

詰め込みすぎて描ききれないなら、いっそ、短編でよかったでは?
ものを創造する、ということは、いかに削るかが勝負。どんなものでもね。
ありとあらゆる要素を思いつく限りかき集めて詰め込むのは、情熱さえあればなんとかなる。
そこからどんだけ引き算してそぎ落とせるかが、才能の分かれ目。
涙を飲んで、血を吐きながら、自分の魂を込めて集めた要素を、冷酷に「事業仕分け」してこそ、最後の最後、やっと一握りの光る魅力が残る。
みる・きく・よむ | Comments(6) | Trackback(0)
2010/04/19.Mon

RAILWAYS

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語


続く「おっさんのヒューマンドラマ邦画」シリーズ。
で、これがまたよかった。。。
ちょっとそれはいくらなんでもファンタジーやろって部分もあるけど、それも含めても、んーエエ話やぁ。。。って感じ。

中井貴一、特にハンサムな顔とは思わないんだけど、テレビや映画で観てると、な~んかいつも素敵な男性なんだよなー。
単に、痩せ型で、会話の仕方が丁寧な男性が、好みのタイプだから?
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/04/16.Fri

孤高のメス

孤高のメス

何も考えずに観にいったら、思いのほかいい映画でジーン。
最近の邦画は、おっさんのヒューマンドラマはアタリが多いような。。。

必要以上な過剰演出がなく、意外と淡々と話が進み、ものすごくドラマチックに盛り上がったりしないところが、逆にリアリティと登場人物の心のの動きをじっくりとよく伝えてくれ、実に見ごたえのある一本だった。
重すぎず、軽すぎずのバランスがちょうどいい。老若男女におすすめできる。
いつだって、現実はちょっと酷で切なく、でも、その中で希望を見出して生きる人間は、さわやかだ。
清清しい。


今年も、すぱじろうの冷製パスタの季節がやってきた。
、、、って、ちょっと早すぎない? でもこの日は異常に暑かったので、フライング。
どうしても自分で再現できない。。。
私が冷製パスタを作ると、ど~うも酢がきついというか、ツンとした感じになっちゃうんだけど、何がいけないの~?

すぱじろう4/17
すぱじろう4/17-2
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2010/04/14.Wed

武士道シックスティーン

武士道シックスティーン


もーね、断言できる。
北野きいちゃんは、なんでもないフッツーの女子をやらせたら、天下一品! 右に出るものなし!

フツーに生きてて、すごく目立ったり、スポットライトを浴びたりすることもない子。
そんな彼女の平和な日常も、実はささやかなヨロコビや驚き、ちっちゃな事件に満ち溢れてる。
取り立てて事件性もドラマ性もない設定の中でも、あんなにも生き生きと感情を表現して動き回れるのは、ホントにスバラシイ演技力!
特別な美人じゃないし、どこにでもいるふっつうの女の子なんだけど、とっても魅力的でカワイイの。
この作品でも、特別にクライマックスなシーンよりなにより、友達とおかし食べながらビデオ観てる、ごく日常のひとコマのほうが、実にキュートで印象に残った。
「ハルフウェイ」でも、自分の部屋でベッドに寝っ転がって彼氏と電話するシーンが、ものすごく強く心に残った。
こんなふうに何気ないシーンで、存在感を残せる女優、いそうでいない。

鳴海璃子は配役で割を食ったな。悪くはないが、、、 もう少しうまくできる子が他にいくらでもいそう。
この世代の女優さんは、ホント層が厚い!
選び放題で、贅沢なキャスティングが期待できるから、創り手はとってもやりやすいだろうなって思う。
逆にもうちょっと上、20代半ばくらいは、悲惨。
壊滅状態で、正直ろくな女優がいやしねー。なんの端境期だったんだ?
30前後になると、ちらほら選択肢は出てくるけど、限られた範囲。
それに、できる人は大体使いまわされすぎちゃって、常にどっかでみたことあるよーな役どころ、ストーリー、、、って感じで、若干の残念風味が漂ってくる。ぬぬぬ、、、
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/04/12.Mon

プレシャス

Precious:based on the novel Push bySapphire


しんどい映画。
なんか、ものすごい壮絶な体験を乗り越えた感動作みたいな前フリだったので、期待しすぎちゃったのかな。
全体に散漫で、意図が不明瞭。
あんまり、、、 取り立てて感動するところもなかったような。
まあ確かに次から次へと、衝撃的ではあるが。



その後、原作を読み、アーまたもや作品の良さ、本質を伝えきれない一本だったんだぁ、、、と、改めてがっくし。私は、この話は、ろくに言葉も使えなかった(もちろん生活できる程度の会話力はあるんだけど、正しい言葉遣いや、文章を書くといういわゆる「国語力」がないって意味ね。)主人公が、「学ぶ喜び」を見つけて、少しずつ自分の言葉で書き綴って、自己表現できるようになっていくところが、一番のポイントだと思った。
はじめは、スラングまみれ、誤字脱字だらけ、もう何がいいたいのかわからないようなめっちゃくちゃな文章を、ほんの数行書くのが精一杯だったのが、彼女の成長に合わせて、少しずつ意味を成す文章に変わってくる。
内容も、日常生活についての不満と悪態から、私はこうなりたいっていう、夢語りや、ひととの関わりで嬉しいと感じたことなどに変化していく。
彼女の日記という手法で、この過程がそのまま表現されているのが、実にストレートに感動的だったのだ。

彼女の見つけた喜び、光、そこから生まれてくる、「私」についての認識を改めていく過程、未来と理想、向き合わなければいけない現実と、苦悩、葛藤。
そういうものひっくるめて、タイトルである「precious」(これは彼女のミドルネームでもある)に集約するというのに。

映画では、そこの描き込みが、ものすごおーーーく浅かった。浅すぎた。
この根幹がなければ、ホントに表面的な貧困や、不幸の連鎖みたいなことだけしか描けない。
ああ、なんてもったいない!



映画はおすすめできない。
でも、原作は、パワーをもらえる珠玉の一冊。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/29.Mon

てぃだかんかん

てぃだかんかん

うん、おもしろかった。
よくできてて、うまいことまとまってる。
ストーリーも、音楽も、遜色なかったし、みんな演技も達者。


でも、ナイナイ岡村氏は、どーしても、ナイナイ岡村にしか見えへん。。。
全体的に、長編コントを観ているようだった。
キムタクが、何をやってもキムタクなのと一緒。

「色がついている」というのは、こういうことなのかもしれんなぁ。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/26.Fri

シャッターアイランド

shutter island

残念、駄作でした。
っていうか、配給会社の宣伝ミスやね、これ。
事前にあまりにも「謎、謎、謎」って言いすぎなんよ!
そうやってあおられすぎたせいで、ハナっからすっごく疑いのまなざしで鑑賞してしまったため、なにもかもが疑惑に思えて。。。
そのせいで、出だし数分でオチの予測がついてしまい、「エー、まさかまさか、そういうことではあるまいな。。。???」と警戒しながら観ていたんだけど、結局そのとおりのオチになってしまい、がっくし。。。
あんまり構えずに観てて、最後にひっくり返されるからこそ気持ちいいのに!
モヤモヤだけが残る映画だった。

それと、後半の「4の法則」についてのネタバラシのシーンは、なんだかコントみたいで、え? マジか? って感じで笑えた。
保険のCMみたいだった。。。 つーか、一体いつから準備しててん!? 仕込みが過ぎるわ!

もうひとつ、やっぱ吹き替え版って、微妙だわー。
慣れてないせいもあるけど、劇場なのにTVで観てるみたいに思えた。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/24.Wed

誘拐ラプソディ

誘拐ラプソディ


あまり期待もしていなかったが、予想外にテンポよく観られた。
高橋克典って、金太郎のイメージが強すぎるというか、どうにもこうにもB級というか、、、
そのせいか、これまでずっと哀川翔とかの後を継げる、次世代「ミスターVシネ」タイプの俳優にしかみえなかったんだけど、この作品を見ると、どうしてなかなかに勘がよくて、間がうまい。
すらっと長身でかっこいいから、余計にコメディ調がはまる。
イケメンでコメディができるといえば、最近はとにかく阿部寛ばかりだが、高橋克典は彼とはとはまた違った種類の二枚目だし、彼なりの新しい市場が充分に切り拓ける気がした。


フラワー・カンパニーズのエンディングテーマは最高! 言うことナッシング。
好きだなぁ~こういう曲。。。
よくキヨシローと同ジャンルにまとめられがちだけど、私は全然違うと思う。
歌唱法はまあよく似てるとこもあるけどね。
音楽性やメッセージの性質は、ガガガSPとかTHEイナズマ戦隊ジャパハリネットスーシンチュウとかそっち方面。
うまく生きることを拒絶して、いつまでも物分りのいい大人や社会に反抗する。
うーん、青臭えー!
「俺たち一生バカですロック」とでもいいましょうか。
「一生悪ガキ万歳ロック」「オトナになんてならねえぜロック」でもいいか。
なんやろ、こういうのって、おっさんになればなるほど、かっこいいんだよねえー。

。。。
私って、やっぱり充分すぎるほど、だめんずの才能あるなぁー。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/19.Fri

ソラニン/玉丁本店

ソラニン
玉丁本店

うーん。
すごく、よかったの。。。
ずっといまいち認められずにいた宮崎あおいが、初めて、すっごくかわいく見えた。
ネットとかのレビューを見ると、おおむねあんまり評価は高くないから、完全に好みの問題、、、
っていうか、私のセンス、どーなんだっ!?

もうね、、、設定自体が、あまりに自分とリンクする部分がありすぎた。
それぞれのイケてないぶりが、、、 ダメダメで、ヘボヘボで、ぐねぐねで。
捨てられない自意識とプライドと、世知辛い現実とでぐるぐるんなって。
でも一生懸命で、真摯なひたむきさだけは、いつだってあって。
どれもこれもあまりに過去の自分とシンクロして、懐かしいやら愛おしいやら、せつないやら、心中タイヘン。

帰り道で、Gioに開口一番「meriendaそっくりだったなあ!」と言われ、他人であるGioにもそー見えるのかぁっていうくすぐったい気持ちと、へえー、Gio、そこまで私のこと見えるようになったんだぁ、っていうちょっと感動の気持ちと、ごちゃまぜになって、なんだかふわふわ。
夜の空気が濃く、甘かった。





晩御飯は、一体今回、第何次ブーム?の味噌煮込みうどん。
DVC00009_20100319195100.jpg
味噌煮込みうどん 980円

硬い麺、シンプルな具財で、結構本場の味だあ!
さほど期待してなかっただけに、嬉しいサプライズに大満足。
欲を言えば、価格設定が高めなことかな。
ま、立地を考えたら仕方ないか。
おなかがすいていたので、勢いあまってどてまで頼んじゃった。うーん赤味噌尽くし。。。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/17.Wed

ソフトボーイ

ソフトボーイ


ベタな青春部活ムービーだけど、俳優それぞれがなかなかに上手で、脚本もうまく、飽きずに楽しめる一本。
中弛することもなく、とにかく全編に若さがあふれてて、気分爽快でスカッとするから、また観たい。
あ、最後のどんでん返しは、まったく予想もしてなかった展開だったので、エエーッってなった。
この展開、ホントに必要だったかどうかは微妙だけど、意外性あって楽しかったから、これはこれでよしとするかー。



すべてはお調子者のノグチのせいで、どんどん事件が起こっていくのだが、(この子いなかったら、良くも悪くもみんな平和な学生生活だったよきっと)リアルな友達に、すごく似てる奴がいるのよねー。
すぐにいろんなことを思いつき、それを最高のテンションで誰彼かまわず語りまくり、周りが動き始めた頃には、言いだしっぺの本人はすでにもう飽きてて、またぜんっぜん違うことを思いついていたりする。
観れば観るほど、ヨシーケそっくりだ、、、
こういう人、迷惑といえば迷惑でもあるが、どうにも憎めないし、こうして振り回されて、いろんなことに巻き込まれてくのが、どこか刺激的で楽しかったりするってーのも事実。
強烈な友達は、私は、ある程度いた方が、いいな。


思えば、Gioと私を引き合わせたのもヨシーケなのだった。
なんでもないある日、「今夜、ゴハンでも食べん?」と突然誘ったら、「前の席で用もないのにグダグダ残業してるイケメンがいるから、一緒に連れてくわ!」と。。。
合コンでも紹介でもなんでもなく、ヨシーケの単なる気まぐれにて、お互い完全に普段着で、まーったく身構えずに出会ってしまった。
誰もそういう心づもりもないので、特に会話も弾むわけでもなく、ほとんどヨシーケがひとりでベラベラしゃべってるのを聞いてただけだった。
初対面のGioは、見た目も、話した内容にも、特別な印象がなく、、、^^; 特に嫌な印象もなかったけどね。
Gioも同じ感じだったらしく、その場でいちおう連絡先を交換したものの、「楽しかったですね、またゴハンでもいきましょう」みたいな形式的なやりとりを数回して、すぐに連絡は途絶えて終わってしまった。
ま、そんなのは、よくあることだ。

なのに。
その後、すぐにまたヨシーケと会う機会があったのが運のつき。(?)
「あれからGioちゃんと連絡取ってる? あいついー奴なんだけど、押しが弱くて(そりゃ君からしたら、世の中の人間、全員押し弱いだろうよ^^;)さ~。もったいないから、meriendaから声かけてやってよ」などと言われ、「エーなんで私がぁ? そんな面倒な男、いやだ~」と思いつつ、たまたまその頃ちょっとひまだったこともあって、酔って気分のよくなった私は、その口車に乗ってみる気になった。
すぐにその夜、「ヨシーケに連絡しろって言われたからメールします。前はなしてたゴハンって、一体いつ行くんでしょうか」って、ストレートすぎるメールを送り、Gioから「すみません、ヨシーケの強請による義務感アリアリなメールありがとうございます。では、来週どうでしょう」という、これまたストレートなメールが返ってきて、ここで初めて私たちの関係は、ただの「通りすがり」から、まともな「知り合い」になったのだった。
私たちが、まさか結婚するとは、本人たち含め、誰一人思ってなかっただろう。


あとからヨシーケにこのことを聞いても、「そんなこと言ったっけ~? ハハハ、全然覚えてねーなー! でも、まあよかったじゃん、結果的に、俺様に感謝しろよ!」とか言ってて、実にいい加減。
単なる気まぐれから始まったことが、偶然×偶然、、、で、このような展開になるとは。
人生って、ホントにわからない!!
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2010/03/15.Mon

MONO「赤い薬」/一龍別館

MONO

今年もMONOの東京公演を観にいくことができた。
10代の頃から、(さすがに欠かさずとまではいえないけど)ずっと追いかけてきた劇団のひとつ。
足を運べるエリアで公演があれば、必ず顔を出してきた。
もう、固定客というかタニマチというか、、、

この劇団は、所属の役者が少なく(5名)、さらにほとんど結成当時から入れ替わりがないので、10年以上同じ人を観てきている。こうなってくると、なんかもう、こちらとしてはずーっと知ってる人のような気がしてしまう。
といっても誰とも一度も話したこともないんだけどね。。。ストーカーって、こういう気分なのか?(違うか)
役者の皆さんも、年々歳を取ってるし、観てる私も、とんがった美大生から、地味ーなオバハンになった^^;

今回の「赤い薬」は、再演作品とのことだが、初演は見逃していたため、私にとってはすっごーく新鮮だった!
そもそも、MONOの戯曲は、とことん会話劇。
独特の言葉の言い回しや、話し方による絶妙な食い違い、会話の間の取り方なんかがキモで、ここらへんが私のおもろいのツボと合致する。どーにも可笑しくて、いつまでもクスクス笑えてしまったり、すぐに口真似したくなったりするのだ。
なのに、この作品は、セリフもさることながら、身体や動きで笑いをとる要素がふんだんにあり、いつもとは趣が全然違った。なんかドタバタとにぎやかく、なんだか若さバクハツ!って感じ?
いつも、絶妙の間でやりとりしあって、静かな演技で笑いを生み出す皆が、あんなにガチャガチャと動いたり、大きな声を出したりできるんだー! 正直、初めて観たから、すごくびっくりしたー!
ものすごく長い付き合い(?)ではあるのだけれど、あくまで舞台の上のことしか知らないから、あんなふうにアグレッシブに動くところを目の当たりにして、すっごく衝撃的だった。


そうそう、叙情的で、美しい舞台もMONOの特長のひとつ。
「ずっとクスクスおもしろくて、最後に、ちょっとホロッと切ない」というのがMONOの基本的な持ち味なんだけど、特にその「ホロッ」に多大な影響を与えるのが舞台セットなのだ。

DVC00013_20100319194749.jpg
これは上演前。
基本的に一幕劇で、舞台が変わったりはしないんだけど、芝居の進行に合わせてライティングが絶妙に変わり、あっという間に空間を支配する。
特に、ガラスなど透けるものの使い方が本当に上手で、どの舞台でも効果的に用いられている。
例えば正面の灯を落として、向こう側からきれいな光が差し込んだりすると、その瞬間、舞台は同じなのに、雰囲気ががらっと変わって、時間の経過や場所の転換を感じさせられてしまう。
そして、時に息を呑むほど美しく、ドラマチックな情景を浮かび上がらせるのだ。



予想とは違ったが、これはこれで満足して、劇場を後に。
帰りにふと思い出し、「赤坂といえば、ここだよね~」ということで、何年かぶりの一龍へ。
韓国料理ソルロンタンの専門店。(少しは他の料理もあるけど)

DVC00014_20100319194748.jpg   DVC00015_20100319194747.jpg
黙っててもいきなりずらっと並ぶサービス品が本場ちっく。もちろんおかわり自由!
ソルロンタンは、とにかくやさしーい味。っていうか、ほとんど味がないといっても過言ではない。
唐辛子&にんにくっていう、一般的な韓国料理の持つパンチの効いた味のイメージとは、全然ちがう。

ここは、夜遊びの果てにたどり着く場所。
深夜、、、それも、二軒目どころじゃなく、三軒目四軒目という、もはや夜明けも近い?というような、ふかーいふかーい時間に食べるのにちょうどいいような料理なのだ。
初めてここに連れてきてくれたのは、当時、付き合っていたキーフ。
ここから歩いていけるところに家(しかもビル!)があるのに、代々木で風呂なし共同トイレのアパートに暮らしているという、大変ユニーク、(というか、今思えばなんだかよくわからない人??)だった。
彼の周りでは、なんだかすっごくクラブ遊びが流行っていて、週末になると夜な夜な連れ出された。
私は、それまで夜遊びといえば基本的に宅呑み、ひたすら呑んでしゃべって、最後はベロンベロン、ということばかりで、外で、おしゃれしてガンガン音楽を聴いたり踊ったりして過ごすという遊び方は、彼が教えてくれたのだ。
ものすごい積極的に楽しんでたってわけでもないけど、、、
それでも、その頃は私もまだまだ体力あって、どんどんヒートアップする彼たちのテンションにもそれなりに付き合って、オールで遊ぶことができた。
といっても、本心からハマッた!ということもなかったので、キーフと別れると同時に、すぐに行かなくなったけどね。なんか、基本的な人種が違ったんだ、たぶん。

キーフが別れを切り出した時「merienda、おれと同じくらい夜遊び好きじゃないじゃん。だから、一緒にいてもつまんないよ。」って言ってて、当時は「ハァ??? 夜遊びって、、、そんな重要なこと?」と思って、言ってることが全然理解できなかったんだけど、今となっては、ハーなるほどねって感じだ。
Gioとは、気ぃ合わねー!!!!って思うことも多々あるけれど、多分こういうことが心底好きじゃないという点では、すっごく価値観が似ていて、同じ人種って気がするなあ。



懐かしい味に、いろんなことを思った。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/03/10.Wed

シャーロック・ホームズ

SHERLOCK HOLMES

「ホームズ」って「L」が入るのね。というのを、エンドロールで初めて知った。
HOMESじゃないんだ~(マヌケな発言?)

「名探偵シャーロック・ホームズ」ねー。
何十年も前とはいえ、原作シリーズけっこうハリキッテ読んでたからなぁー。
ミステリー小説にハマッた時期があって、小学校3-4年の頃かな。ルパンやホームズのシリーズ、黒猫などのポー作品シリーズ、、、と、図書館で、順番に借りてって。素直に、ドキドキハラハラ、時にぞくっとしたりしながら、夢中になって読んでいた。

そのせいもあって、それなりに、「ホームズ&ワトソン」の固定イメージがあったのかなー。
なんか、ふたりともアグレッシブすぎて、、、 こ、こんな肉体派やっけ?
たしかにホームズは「バリツ」とかいう、武術の使い手だったけど。。。(しかし「バリツ」ってなんや?)
もっと、英国紳士な感じかと思ってた。

というか、少なくとももう少し推理、ミステリー要素のある作品だと思ってたよ。。。
単なるアクション映画になってしまっていて、個人的には「こ、こ、コレジャナーイ!」って言いたくなった。
あと、コメディセンスに乏しい作品なのが残念だった。
私の中では、「笑える要素を80%OFFした『パイレーツ・オブ・カリビアン』」という印象。
主演ふたりが、見目麗しいのだけが救い!
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2010/03/03.Wed

フィリップ、きみを愛してる!

I Love You Phillip Morris

残念ながら、完全に期待はずれだった。
私が勝手にジム・キャリーに対する幻想というか、固着したイメージを持っているからなのかな~。
「トゥルーマン・ショー」とか、「YES!」みたいのが好きだ。

それと、実は私は同性愛について、割と古臭い偏見を持っている人間なので、それもマイナス印象の理由だったかも。。。
そういう性癖(?)の人間を、糾弾するつもりは毛頭ないけど、ただただ理解、共感ができないの。。。
自分と違うものを、受け入れられないなんて、なんか、心が狭くてゴメンって感じだ。
だから、普段はおおっぴらにこういうことを話したことはない。

たぶん、幸か不幸か、これまで私の周りに同性愛者がいた試しがないからなのかなって思う。
この年になっても、その存在について、どこか「おとぎ話」みたいに感じてしまっているような気がする。「サンタクロース」や「人魚姫」と同列? メディアではみたことがあっても、現実に、この目でみたり、関わったりしたことがないのだ。身内、友達、知り合い、ご近所さん、同級生、、、どこにも、ひとりもいないのよね。。。 (ま、カムアウトしてないだけかもしれないけど)
クネクネした言動だったり、スカートはくのが好きな男子や、一切お化粧をしなくて、板前^^;みたいな髪型の女友達ならいたけれど、「同性を恋愛対象にしている」とか「同性の恋人がいる」というひとは、本当に知らないの。
だから、なんかどーしてもその思考回路が理解できないし、理解しようという積極的な動機にいたってないのかも。

もし今後、現実にそういうひとと関わることがあって、そのひとが、人間として魅力のある人だったら、きっと全然友人になれると思うんだけど(思いたいんだけど)、、、どうなのかなぁ。
私の心の狭さは、時に本人も驚くぐらい、くだらないことにこだわって、どこまでも頑なな部分があるからなあ。。。

少なくとも、自分が同性から恋愛対象に見られたら、やっぱ動じずにはいられないだろうなって思う。それまでと同じようには振舞えない気がする。
逆に、そういう男性をうっかり好きになってしまって、後から事実を知ったら、なんか、簡単に諦めがつくような気もする。
動物にはないじゃん、て思うとねー。どうしても「変わってる」「へん」っていうふうに感じてしまう部分が消しきれないのかもしれない。
あああー、やっぱ、私、まだまだ器が小さいワ。
万が一、なにかの縁でこの文章を目にして、傷ついたひとがいたら、ほんとにごめんなさい。。。
未熟者でイケてない私を許してね。いつの日か、理解できるようになれますように。。。




夕食は一人だったので、久しぶりに油そば。
DVC00108.jpg
いつも同じ味。安定感あるわー。
この、汁のないラーメン、、、太い麺をもぐもぐ食べる感じ。
酢とラー油をかける、独特のちょっとすっぱい味。
最初はどーうも違和感あったんだけど、数回食べてるうちに、あっという間に慣れた。
定期的にリピート中。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(1)
2010/03/02.Tue

スイートリトルライズ

SWEET LITTLE LIES

ああーなんて切なく、なんて美しく、そしておっそろしいほどに生々しい映画なの!!!
私、どうしてもそう感じてしまうジャンル(立場、状況、世代)ど真ん中の人間なのだった。

この映画は、観る人のセグメントによって、ものすっごく感想が変わる作品だと思う。
そうだなー、既婚で子供のいない3-40代の女性は、上記の私の感想と近いものを抱くのでは。
未婚だと、失望したり、エーって気持ちになったりしそう。この世界観について、到底、好感は抱けないだろう。
50代以上ともなると、今度は眉をしかめられそうな感じで、これまた好感は抱いてもらえなさそう。
さらに、子供のいるひとだとまた違って、こんな話は、ばかばかしくて、ちょっと腹が立つかも。
一部の、ものすごおくストイックなものの考え方をするひとや、自分のことは棚に上げて物事を見られるタイプのひとだけは、それなりに受け止めることができるかもしれない。

そして男性は、おしなべて、多分ゾーッとするだろう。
劇場からの帰り道はもう、しゅんとして、うつむいて、くず折れそうな足を引きずってトボトボ歩くしかない。
感受性豊かなひとだと、もう不能になるかもしんないわー。
だから、男性には全然おすすめできないし、カップルや夫婦で観るのだけはやめておけ、といいたいね。
大げさじゃないぞおー!

すっごく狭いターゲットゾーンだけど、ど真ん中にぶっささる感じの、すっげえ破壊力を持ってる。
もう一度みたい気持ちもあるんだけど、かく言う私ですら、鑑賞時のコンディション次第では、めーっちゃ落ち込んでしまうかもしれないので、おいそれと観にいけないや。。。

中谷美紀きれいすぎる! 大森南朋むっちゃ色っぽい!
朝焼けのような、胸のすっとするブルーと、心地よい静寂に彩られた、美しくてうつくしくて、そして世にも残酷な、おとぎ話みたいな一本。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/02/28.Sun

パレード

パレード


原作を読んだGioが、おもしろかったというので。
でも、、、 私には、なんだか全体的に「意味不明」な映画だった。
なにをやってるのか、なにがいいたいのか、結局何がどうなったのか、なにもかも???
帰り道では、あれはなんだったんだ、あれはどーなったんだ、一体何の話なの?etc.etc.、いろいろGioに質問しまくってしまった。
最初は「あれは、小説読まないとわかんないわー」と言って、(責任を感じて?)いろいろ教えてくれていたGioも、仕舞いには「なんだか尋問されてるみたい、、、おれだって、作者じゃないんだから、全部全部わかんないよ!」と怒らせてしまう始末。
えーん。


ストーリーは、最後まで謎は謎のまま、って感じの部分も多いし、登場人物も、誰一人魅力的じゃない。
っていうか、印象に残んない。
こ、これは、失敗作なのでは、、、

同じ監督の作品なのに、なんでこんなに印象にばらつきが出るんだ?
最早自分の好みのツボがなんなのかさえ、ちょっとぼやけてくる。。。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/02/26.Fri

ハート・ロッカー

HURT LOCKER

アカデミー賞オメデトウ。
でも、残念ながら、私の趣味には全然まったく合わない作品だったのことよ。。。
長い、、、 飽きる、、、 しんどい、、、

すっごくドキュメンタリーっぽいんだけど、日記みたいというか、山場が全然わからん。
いや、山場がありすぎるんだよねむしろ。
毎日、ずーーーーっと、生きるか死ぬかの狭間で。
その緊張感を、ずっと共有させられちゃったから、めっちゃしんどかったんだろうな。
ということは、、、 むしろすごくいい作品ということかぁ。

でも、、、やっぱ好かんワ。
だって、なんで好き好んで、こーーんなにも疲労しなくてはいけないの。。。
あとラストも意味不明。??? 感動するところなの??
結局、ただの刺激ジャンキーじゃんか、それ。
感覚、麻痺っててかわいそう。
もし、自分をそうさせるしか、あの戦場を生き抜く術がなかった、という意味だったなら、、、
心底ぞっとする。
みる・きく・よむ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/02/23.Tue

時をかける少女

時をかける少女


仲里依沙ちゃんが、殺人的にカワイイ!
そして、それ以上でもそれ以下でもない作品。

なんだろう、この娘、いわゆる端正な顔立ち、美人ではないところに、ものすごい伸びしろを感じる。
半開きの口、ちょっと出っ歯気味の前歯をのぞかせて、舌っ足らずなしゃべり方。んもー、どこまでもスキだらけというか。。。
かと思えば、すごく美しく高い鼻筋だったり、くっきりばさばさの睫、透き通るような白い肌という典型的な美少女な面もあったりもして、このアンバランスなところが、ズキューンとくる。
なんでゼブラーマンとかやってんだろ。事務所はいったい彼女をどうしたいのか?

しかし、それにつけても、映画としては、ほへーっ、グネグネ、、、と全身脱力しちゃいそうな出来栄えだ。
「時をかける少女」作品の中では、やっぱりアニメ版がダントツにいいね。
原田知世版と、今回の仲里依沙版は、制作された時代が違うだけで、特色はそう大差ない。要は、アイドルのイメージビデオみたいなことで、「主人公を観る」以外の役割は何も担ってないのよ。

ま、「美少女×桜×プラトニック・ラブ」という、王道のセツナ美しいモチーフてんこもりなんだし、こういうイメージフィルムだと思えばいいか。。。
ストーリーもテーマも、何もかも勝手に各々で脳内補完してしまえば、けっこう満足を得られる。
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2010/02/08.Mon

ルドandクルシ

Rudo y Cursi

ああ、なんというか、とっても「らしい」作品。
ストーリーといい、画といい、設定といい。。。
過剰におしゃれだったり、過酷だったりっていう、バイアスのかかってない、素の「LATINO!」な感じだ。
すごく好感が持てた。

メキシコのど田舎出身の兄弟が、それぞれサッカーで身を立てていくという立身出世物語だけど、すごい努力とか、ものすごい見せ場とかがあるわけでなく(むしろ、賄賂とか、そーゆーオトナの力学の作用のほうが中心かも^^;)、結構とんとん拍子にスタープレイヤーになってしまうあたり、実に本当っぽくて、逆にリアリティーがあったな。

でも、音楽や色彩感覚、それに映画としてもクライマックスがループするあたりとか、結構こじゃれたつくりになってて、むむむ、なかな憎いねえー。ニヤリ、ってしちゃう。
万人向けというほどではないけど、ちょっとひとひねりや、ハイセンスを好むひとには、ぜひオススメしたい。
全体的におしゃれ感あるし、あんまり深く考えることもないし、ぎょっとさせられたり、ドタバタやかましいこともないので、文科系なカップルのデートにも向いている一本。
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2010/02/01.Mon

抱擁のかけら

Los abrazos rotos

アルモドバル全開!
ペネロペ全開!
とーーーーーっても、「らしい」一本。
苦手な人は苦手だし、好きな人は大好きだろう。
集大成というか、もう全部入りで、すべてが完結してる感じなので、誰と観るか、というより、好きな人が自分だけで勝手に楽しむのに最適かも。


個人的には、全編にちりばめられたアゲアゲなスラングにワクワク、ドキドキ。
アハハ、懐かしいなぁ!
でも、私は自分ではこういう言葉は、ほとんど口にしたことがない。
しょっちゅう耳にして、意味もわかってもね。
リスキーすぎるもん。

初めてインターナショナルスクールに通いだした頃、まわりであまりに日常的に「SXXX!」とか「FXXX!」とかいう単語が使われているので、すぐに自分も真似してた。
あっという間に口癖のようになり、とあるパーティーで、なにかちょっとした失敗(なにか開け損なったとか、落としたとか、その程度のこと)をした際に、思わずつぶやいたら、シリアスに諭されたことがある。

「そのワードは、meriendaが思っているより、ずっとずっと悪い単語だ。
外国人が、気軽に口にしないほうがいい。
どんなトラブルを、招き寄せるかわからない。」

もう長年駐在員生活を続けてきた、とあるおばさんからの、真摯な忠言だった。
親や先生ではなく、ほとんど赤の他人みたいな大人から、こんなに真剣にいわれたことで、ものすごく心に響いた。
かっこつけて、なにも深く考えずに使っていた自分が恥ずかしかった。

だから、私はどんだけ現地に馴染んでも、言葉がわかるようになっても、ほとんどスラングは使わない。
余計な厄介ごとになんて、巻き込まれたくないもん。
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2010/01/31.Sun

NO MAN'S LAND

先日不満の残った、フランス大使館の「NO MAN'S LAND」。
会期終了間際に、なんとか再訪を果たすことができた。
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もう、建物自体が、こんくらいアートに変身している!
このチェシャ猫ちゃんが、この企画のシンボルキャラクターらしくて、あちこちで見かけた。


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建物そのものや、廃棄オフィス家具を利用した作品は、どれもこれもユニーク。
なにしろ大きい作品というのは、それだけで迫力がある。


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等身大のBB!


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壁も、柱も、車さえも! 至るところに作品が現れる。廃材を利用したチェアは、購入可能。(って、どこに置くんだ?)


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三宅信太郎の別コーナー。やはりこの人のテキトーな手描きイラストは、ツボにくるなぁー。
フランス部屋はこちら


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これは、壁そのものが所どころ赤く塗られていて、ある一点から見ると、赤い四角が現れるように計算されている。
私はこの手のインスタレーションが大好き!!

今回は、2時間以上かけて、全館をじ~~っくり観ることができ、大満足だった。
私は、もうここ何年も作品らしい作品を作ってないけれど、なんだかあらためて、制作を再開したくなった。
押入れに眠りっぱなしの画材道具や制作素材、暖かくなったら一度引きずり出してみようかな。。。
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2010/01/29.Fri

インビクタス 負けざる者たち

Invictus

見応えのあるヒューマンドラマ。
ただし、ラグビーのシーンが多すぎて(特に後半はほとんど試合だ)、私みたいにルールもほとんどわからないような人間は、飽きてしまったも。。。
Gioと行けばよかったな。
帰宅してから、話をしたところ、すごく興味を持っていた。
そういえば、いつの間にかフェードアウトしたけど、Gioって昔はラグビーの仕事もやってたんだよね。
悪いことしたなー。


ネルソン・マンデラは、黒人初の大統領に就任し、いろいろ改革を進める。
ラグビーチームは、これまでの「アパルトヘイト時代の象徴」ということもあって、一旦解体し、名前もエンブレムも一新しよう!という議決案が出るんだけど、マンデラ大統領は必死でこれに反対する。

「一切をゼロに戻して、新しくやりなおすのは簡単なことだ。
だが、象徴をそのまま残し、それでいて、その存在自体が変わったとしたら。
それこそが「本当に、時代が変わった」という、強烈なメッセージになる。」
という主張。
なるほど。。。
確かに、敵の大将をとって殺すより、大将自身が寝返った、という方が、明らかにショッキングだよね。
Gioいわく、これって「すごくマーケティング感満点の理屈」だそうな。。。

どこまで史実に忠実なのかはわからないけど、マンデラ大統領は、ものすっごくアグレッシブのバリバリ野郎、というわけではなく、割と物静かで穏やかな人物なのに、絶対にくじけない堅固な意志を持ち、ひたすら辛抱強く、目標に立ち向かう、というふうに描かれていた。
もしこれが、本人の人物像のままだとしたら、ホントにすげえ人徳者だ。
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2010/01/26.Tue

50歳の恋愛白書

The Private Lives of Pippa Lee


なんだかあんまりよくわからない映画だった。
自分のコンディションがよくなかったせいかな。
過去のエピソードがいろいろ語られるが、すべてがバラバラで散漫な印象。
こんな出来事があり、こんな人と知り合い、それがどう作用して、今の人間性ができあがったのか、、、っていうのが、もう少しわかると感情移入できたかもしれないんだけど。。。
なーんかいきあたりばったりに生きてきて、ずいぶんいろいろあったワ、みたいな描かれ方で、これじゃーなんのことだかよくわからない。
豪華キャストの割に、ちょっと不完全燃焼だった。



ひとつだけ。
チラシなどには、キアヌの役のことを、「癒し系草食男子」って書いてあるのだが、、、
あんな、全身刺青の入った草食系は、いませんから~!!!
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2010/01/23.Sat

NO MAN'S LAND/アルテミス


NO MAN'S LAND
アルテミス


母は、友達とランチの約束があるというので、軽くパンと飲み物だけをささっと摂って、Gioと三人で、お散歩がてら近所のフランス大使館でやっているアート祭(?)をのぞきに。このあたり界隈は、天気のいい日は本当に気持ちがいい。
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おお、すごい人だかり。      壁がマリオだ!         カーブした壁面を利用した3Dな作品。


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個人的にめっちゃツボにきた三宅信太郎の「おフランスシリーズ」

無料のイベントなので、さらっと見流して終わりのつもりだったんだけど、どうしてどうしてものすごい見応え!!!
フランス大使館の旧庁舎全館を使って、何十人ものアーティストの作品が集まっていた。
到底1時間程度では全然観ることができず、名残惜しいことしきりだったけど、残念ながらタイムアップ。聞くと、もうしばらく開催しているそうなので、Gioとリベンジを誓う。
無事母を待ち合わせ場所に送り届けてお友達に引き渡し、バイバーイ。

私たちもお腹がすいたので、久しぶりに新しいレストランに挑戦。
地中海料理っていわれると、個人的には「羊」「オリーブ」「ひき肉」なイメージが強い。
特に、私は羊があまり好きではないため、ちょっと苦手意識が。。。
(子どもの頃、「コルデーロ」というカワイイ単語の響きにだまされて、何かわからないままレストランで頼んでしまったことがあって。メニューの肉料理の欄だったから、何が出てきても大丈夫だと思ったのに、出てきた料理は、これまで食べたことのない「羊肉」。衝撃的に口に合わなかったんだけど、父にど叱られて、嫌々食べさせられたというトラウマが。。。まっそれだけじゃなくて、いまだにあの風味が好きじゃないんだけどさ)

でも、このお店の料理は、全然クセがなく、とってもおいしかった。
結構マイルドなのね。
っていうか別に羊肉じゃなかったし。ギリシャ、トルコ=羊肉って、単なる私の思い込み?

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メインは肉系or鶏+豆系    どのメニューにもつくポタージュ、サラダ、パン


おいしいし、ボリュームもあって、店も清潔で悪くなかったけど、他にお客さんが一切いない。
立地がへぼいからかなぁ? 外からほとんどわからないし。。。

そのせいでひまなのか、奥のテーブルでオーナーらしき外国人と雇われ店長が、ずっと金勘定の話をしていて、それだけがかなーりガッカリだった。
「維持費、タイヘンよ今月!」とか、聞かされてもねぇ。。。^^;
でも、ホントにこのまま閑古鳥だと、あんまり命は長くないかもなー。
ナンマンダブ、ナンマンダブ。。。
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2010/01/19.Tue

ゴールデン・スランバー

ゴールデン・スランバー


おお、とっても原作どおりだー。
ストーリーというより、あのまわりくどさ。
狐につままれたような、ひとを食ったような、煙に巻かれる印象というか、、、
作品の持つ、全体の空気がよーく再現されていた。
うまいなぁー、この監督。
ディテールにこだわらず、そういう基幹のところを忘れずに作品作りを続けることは、できそうなようでなかなか難しい。
(・・・と思ったら、伊坂作品ではもう3本目、という、ある意味ベテランの監督だったのね。
そりゃ3度目にもなれば、よっぽどうまくもなるよね。納得。)
個人的には、伊坂幸太郎は苦手な作家に分類されるので、原作に忠実な空気というのは、むしろマイナスな印象になる。
また違う解釈になっているほうが好みだったんだけどなー。

とはいえ。
本来嫌いな女優である竹内裕子すら、なんだかとても魅力的に見えてしまったのだから、やはりものすごーくチカラのある作品だったんだと思う。
青春デイズへの、懐古心と愛にあふれたオマージュが、もうてんこもり。
そして、世界の終わり、最後に残るのは、たぶん友情。
そんなテーマをひしひしと肌で感じられ、観賞後の気分は爽快だった。
「だと思った。」
あの一言には、心底シビレたよ!
疲弊と絶望の中で、一条の光を見つけるというのは、こういうことかな、と疑似体験したような気がした。

役者についても、そつなく皆達者なひとばかりを集めてある。
中でも「キルオ」を演じた濱田岳が頭ひとつ抜けてた印象だ。
この子、ホントにうまくて、すごい売れっ子だよね。
イケメンではないので、常に主役ではなくサブキャラばっかりだけど。
そして、映画でもドラマでもすぐ死ぬんだけど、、、
最近は、彼が出てくると、「おっ、今回は、どう死ぬの?」とか直感的に思ってしまうよ。。。


そして、斉藤和義の音楽はすべてかなりイケていた。
際立って好きではないはずなのだが、耳にすると必ずすごおく印象に残るし、ぐっさりと胸に突き刺さるフレーズがあったりする。
自分では気づいていないけど、きっとたぶん、すごく好きなんだろうな。。。

なぜだろう。
全体的に、どうも素直になれない私と、思いきし対峙させられまくった一本だった。


ついでに、この日はGioと約束していたのに、遅刻されて大ショック。
おかげで冒頭の10分くらいを見逃し、しばらくお怒りおさまらなかった!!
ま、いい作品で途中から没頭できたからよかったんだけど、これが万が一駄作だったら、ずっとイライラ怒りっぱなしで、大変なことになっていたよきっと。。。
私との約束をないがしろにされるの、ホント頭にくるんだからー! ぷんぷん。
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2010/01/16.Sat

サロゲート

SURROGATE


「ブルース・ウィリス・シリーズ」の最新作、とでもいいたい。
なんというか。。。
良くも悪くも、いつもどおり。
がっかりも、びっくりもない感じで、ちょー安定感というか、まあ期待値プラスマイナスゼロ。
ああいう一連の感じが好きな人なら、間違いなしって感じですな。
「未来」の映画らしいストーリー展開だし、ある意味水戸黄門的に安心して楽しめる。
とってもお正月映画向けだと思うが、公開遅れちゃったのかな。もったいない。

個人的に注目してしまったみどころは、登場人物たちの老けたり若返ったりの特殊メイク。
明らかにわかるほど過激な変身じゃないぶん、変にリアルなの。
フツーに美容整形とかしてるような感じ。
最初は、ブルース・ウィリスって、まだまだ結構若々しいんだなぁ、、、なんて思ってみてたら、あとからアレッ、となるし、でも逆にこっちが素っていうほど、じじいでもないよねえいくらなんでも?という具合で、ちょっと混乱ぎみ。
結局、私たちの中では、若いのも老けてるのもどっちもメイクで、現在の本人はこの映画には出ていなかったんじゃないかという結論に至ったんだが、、、
さてどうでしょう?
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2010/01/13.Wed

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女

MILLENNIUM


なんだか立て続けに、(自分にとっては)シンドメのアクションもの鑑賞となった。
おもしろいんだけど、ドキーッとさせられたりして、疲れるんだよね、、、
結局、ゆるーっとした友情や家族もののほうが、好みといえば、好み。


「PAIN」の表現が不快な作品であった。
リアルというか、神経にくるというか、、、
まあ「痛」の表現なので、これはある意味賛辞ととらえてもらっても差し支えない。
ただし、感情的な不快感、嫌悪感は否めない。
アタタタタ、、、


ところで、ある時を境に、日本で制作される映像作品は、真犯人を「異常者」にするという結末をあまり多用しなくなった気がする。
90年代前半なんてさー、この手のオチが大流行りで、誰も彼も最後は「ストーカー」だの「マザコン」だの「ロリコン」だの、ゾーッっとくる狂気に駆られた異端者ってことで片付けられてたじゃん。
たいして演技力のない役者ほど、こういう振り切れたクレイジーな役を、こぞってやりたがるのよね。(そしてアチャーなことになる。)
狂気の演技って、とにかくただ過剰にやればいいってほど、浅いもんじゃない。
明らかな異質が、ごくごく日常に挟み込まれてるからこそ、恐怖感があるのに。。。
この「ミレニアム」の犯人(シリアルキラー&死体損壊マニア)なんて、いままさに惨殺するという緊縛した相手に「のど渇いた? 紅茶でも飲む?」だよ。
その心には、一点の迷いも、罪悪感の欠片もねえや。。。

それに比べ、当時ったら、、、
目をカッと見開いて髪振り乱し、口から泡を飛ばして身勝手な主張をわめきたてる、「躁」タイプ。
または、あらぬ方向をぼやーっと見つめてアルカイックスマイル、完全に自分のポエムの世界に入り込んで心を閉ざす「鬱」タイプ。
右も左も、この二大主流のキチガイばっかし。
そんなお粗末な紋切り型「異常者」が大量生産されたせいで、急速にこの路線は衰退したに違えねえよ。
それに、ある意味「異常者」で片付けるのって、夢オチと同じくらい卑怯なオールマイティーカードだと思う。チカラ技で、何でもアリになっちゃうんだもん。
そんなん、観る方だって、飽きる。



それにつけても、謎解きの重大な証拠写真、なんか「貞子」みたいで、夢に出そう。
怖いからアップにしないでー!
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2010/01/12.Tue

パーフェクト・ゲッタウェイ

A PERFECT GET AWAY


特別にメジャーな役者は出ていないし、ものすごいアクションシーンなどもないんだけど、普通に楽しめる一本。
ドキドキハラハラするシーンも多くて、目が離せない。
ムッ、そうくるかぁ!という展開で、ソツなくできたアドベンチャームービー(というか、サスペンススリラー要素のが強いか?)だった。
な~んか回りくどいセリフの調子も、ケムに巻かれてるようで、むしろよかったな。
脚本家ナイスお仕事。


終盤の、「瞳孔開いてる・・・」には笑ってしまった。
恐怖と笑いは隣り合わせだ。
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2010/01/09.Sat

サヨナライツカ

サヨナライツカ


今年一発目の邦画が予期せずして最高によかったので、ノリノリで出向き、そして見事に返り討ちにあった。
あーもうなにもかもがダメッダメすぎる!
再会のシーンなんて、白々しすぎて、思わず笑い声を上げてしまった。
周りの皆さん、もし感情移入してたならら邪魔してホントごめんなさい。でも、もうあまりに馬鹿馬鹿しすぎて、こらえ切れなくて。
しかも駄作にありがちだが、とにかくなげー。
正直、劇場から逃げ出したくなるほどの、苦行の2時間であった。


しかしながら、原作は大変いいという話を何年も前から聞いていたので、鑑賞後に、いちおう確認のため読んでみた。
。。。
確かに、本はそこまで悪くない。好みはあるだろうけどね。
なのに、なんで映画がああいうことになってしまったか。
それはひとえに、主演女優のせい。
そもそも演技力がお粗末な上に、キャラクターの把握も、心情も、完全に読み間違えとる。
あーあ。。。
演じたのが、彼女じゃなかったら。
もっともっと、行動に説得力があっただろうし、共感できるポイントもあったのに。
本を読んで、初めてわかったことがいっぱいあった。
表面的な行動だけをただただなぞってるから、どうもただのヤリマンで未練がましい女で、その上現実をみようとしないご都合主義者にしかみえなかったんだ。。。

色ボケしてしまった御主人は、ここまでひどいことになるまえに、どこかで軌道修正することはかなわなかったのだろうか。
ひたすら残念。
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